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広島の「黒い雨」に遭われた方へ

更新日:2022年4月18日更新 印刷

広島の「黒い雨」に遭われた方へ


一定の要件を満たすと認められる方は、被爆者健康手帳を受け取ることができます。


昭和20年8月6日の広島市への原子爆弾投下により「黒い雨」に遭ったと思われる方は、被爆者健康手帳の交付申請ができるようになりました。運用開始は、令和4年4月1日からとなっております。

運用開始より前でも申請が可能ですので、管轄保健所 [Excelファイル/41KB]へ被爆者健康手帳の交付申請を行ってください。

※リーフレット「1945年8月6日に降った広島の「黒い雨」に遭われた方へは、こちら [PDFファイル/284KB]からご覧ください。

 

広島の「黒い雨」

広島に投下された原子爆弾による「黒い雨」については、広島原爆戦災誌に、次のように記録されています。

 

驟雨(黒い雨)

 被爆当日は、終日、巨大な塔状の積乱雲が発達した。その黒雲は、爆発後二〇分ないし三〇分から、つぎつぎと北北西方へ移動していき、午前九時から午後四時ごろの間にわたって「驟雨現象」を起した。

 驟雨(にわか雨)は、市中心部では軽く、西部(己斐・高須方面)と北部(可部方面)では土砂降りの豪雨となった。

2022年4月1日から新たに被爆者健康手帳を受け取るための要件は次の2つです。

要件1 広島の「黒い雨」に遭ったこと


「黒い雨」に遭い、遭った場所・時間帯、降雨状況、生活状況などが2021年7月の広島「黒い雨」訴訟判決の原告と同じような事情にあったことが確認できること。

※要件に該当するかどうかは、必要に応じて広島の「黒い雨」に遭った事実に関する書類(居住地や通学先、通勤先の分かるものなど)を求め、個別に審査します。

 

※ご家族から「黒い雨」に遭ったと言われた記憶があるが、ご自身が「黒い雨」にあったかどうか分からない場合など、手帳交付の対象になるか不明なときは、ご相談ください。

 

要件2


11種類の障害を伴う一定の疾病のいずれかにかかっていることが確認できること。

 

障害を伴う一定の疾病(原子力爆弾の放射能の影響によるものではないことが明らかであるものを除く)にかかっているかどうかは、提出していただいた診断書をもとに審査します。

 

11種類の障害を伴う一定の疾病


 

 
造血機能障害を伴う疾病 再生不良性貧血、鉄欠乏性貧血など
肝臓機能障害を伴う疾病 肝硬変など
細胞増殖機能障害を伴う疾病 悪性新生物など
内分泌腺機能障害を伴う疾病 糖尿病、甲状腺機能低下症など
脳血管障害を伴う疾病 くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など
循環器機能障害を伴う疾病 高血圧性心疾患、慢性虚血性心疾患
腎臓機能障害を伴う疾病 慢性腎炎、慢性腎不全など
水晶体混濁による視機能障害を伴う疾病

白内障

※白内障の手術歴がある場合(眼内レンズ挿入者)は、白内障にかかっているとみなします。

呼吸器機能障害を伴う疾病 肺気腫、慢性間質性肺炎、肺線維症など
運動器機能障害を伴う疾病 変形性関節症、変形性脊椎症など
潰瘍による消化器機能障害を伴う疾病 胃潰瘍、十二指腸潰瘍など

 

福岡県内にお住いの方の申請手続きの流れについて

1 申請


以下の管轄保健所で被爆者健康手帳の交付申請を受け付けます。

管轄保健所 [Excelファイル/41KB]

 

2 審査


要件に該当するかどうかの審査には、一定の時間を要します。

 

3 結果


審査の結果、要件を満たすと認められた方に、被爆者健康手帳を交付します。

・被爆者健康手帳の効力は、2022年3月31日までに申請した場合であっても、新基準の適用日(2022年4月1日)以降となります。

提出書類について

申請方法や様式等については、次の資料をご覧ください。

なお、資料は、お住いの管轄保健所窓口でもお渡しできます。

 

被爆者健康手帳交付申請書 [PDFファイル/636KB]

別添 「黒い雨」遭った場合 [Wordファイル/18KB]

健康管理手当認定申請書 [Wordファイル/22KB]

診断書(健康管理手当用) [PDFファイル/239KB]

※被爆者健康手帳の交付申請と健康管理手当の認定申請を同時に行っていただくことにより、疾患にかかっていることの確認など、申請に要する時間を短縮することができます。

 

健康管理手当について

健康管理手当は、現在、障害を伴う疾病(白内障の手術歴(眼内レンズ挿入者)のみの場合は除きます)にかかっていると認定された方が支給対象となります。2022年度健康管理手当の基準額は34,900円/月の予定です。

※2022年4月末日までに手当の申請をし、認定された場合は、2022年5月から手当が支給されます。

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