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【令和5年度取組報告書の提出受付が開始しました】「福岡県働く世代をがんから守るがん対策サポート事業」参加登録事業所募集のお知らせ
令和5年度がん検診実施状況報告書及びがんの治療と仕事の両立取組報告書の提出はこちらから
提出期限:令和6年4月30日 火曜日
※令和6年度に福岡県競争入札参加資格において「13 がん対策推進」の項目で加点申請をされる場合、本報告を期限内に提出していることが加点の要件となりますので、ご提出いただきますようお願いいたします。
福岡県働く世代をがんから守るがん対策サポート企業への登録の電子申請はこちらから
従業員をがんから守りましょう。
福岡県では、がん検診の普及啓発・受診勧奨やがんの治療と仕事の両立に取り組む県内の事業所を募集します。
本店のみではなく、支店及び営業所等、事業所単位での参加申し込みが可能です。
「福岡県働く世代をがんから守るがん対策サポート事業」へ参加登録し、貴事業所の大切な宝である従業員をがんから守りましょう。
1 目的
がんは、昭和52年以降、本県の死因の第1位であり、1年間に約1万5千人の県民ががんで亡くなっています。
県では、令和5年度までにがん検診受診率50パーセントを目標にがん予防に取り組んでいますが、令和元年度国民生活基礎調査によると、胃がん40.5パーセント、大腸がん38.5パーセント、肺がん44.5パーセント、乳がん44.3パーセント、子宮頚がん39.6パーセントとなっております。
この受診率を全国順位で見ますと、胃がん、乳がんについては37位ですが、その他のがんについては40位となっています。(大腸がん40位、肺がん40位、子宮頸がん40位)
また、小規模な事業所では、がん検診を実施している割合が低いなど、従業員ががん検診を受けにくい環境にあり、受診率が低い傾向にあります。
他方で、現在、がん医療の進歩により、日本の全がんの5年相対生存率は64.1%となっており、社会で活躍しているがん患者・経験者も多くなっています。このため、がんになっても自分らしく働き、安心して暮らせる社会の構築が重要となっています。
このことから、従業員及びそのご家族に対し、がん検診の受診を促進していただく事業所やがんの治療と仕事の両立に取り組む事業所に参加登録していただき、がん検診の重要性の理解や市町村等が実施するがん検診を受診しやすい環境づくりやがんの治療と仕事を両立しやすい環境づくりに取り組んでいただくことで、全国に比べて低いがん検診受診率の向上を図り、早期発見・早期治療によりがん死亡数を減少させること、がん患者の方が治療を続けながら働くことができる環境を整備することを目的としています。
2 登録事業所のメリット
(1) がん検診の受診を含め、健康づくりの取り組みが進めやすくなります。
県は登録事業所に、がん検診の啓発に関する情報冊子(がん検診ハンドブック)、啓発グッズの無料配布やがんに関する情報提供などの支援を行いますので、従業員に対するがん検診の受診促進を含め、健康づくりの取り組みが進めやすくなります。
がん検診の啓発に関するグッズ等の配布依頼書はこちらをクリックしてください [Wordファイル/34KB]
(2) 経営問題の一つを解決できます。
今後、少子高齢化が進展する日本では、労働力を担う高齢者の就労者が増加することにより、働きながらがんになる人が増加するため、がん対策が経営問題の一つになることが懸念されますが、がん検診受診促進の取組みを進めやすくなることで、がん検診による早期発見・早期治療が可能となり、人的損失や医療費の増大という経営問題を解決できます。
また、両立支援の環境を整備することで、これまで培った知識や経験を有する従業員ががんの治療を続けながら働くことが可能となり、専門知識を持つ貴重な従業員を確保することができます。
(3) 事業所のイメージアップが期待できます。
ご登録いただいた事業所名を福岡県のホームページに掲載されたり、大会で取り組みを発表するなどにより、従業員の健康を大切に考えている事業所としてのイメージアップが期待できます。
(4) 福岡県競争入札参加資格審査で加点されます。
参加登録することにより、福岡県の競争入札参加資格審査項目である「地域貢献活動評価項目」に該当するため、加点対象となります。
なお、地域貢献活動評価の申請方法や申請書のダウンロードにつきましては、下記「6 地域貢献活動評価申請」をご覧ください。
3 登録事業所に行っていただくこと
- 事業所に「がん検診推進員」もしくは「がんの治療と仕事の両立推進員」のどちらか、または両方でお一人、決めていただきます。お一人で両方を兼ねることも可能です。
- 「がん検診推進員」や「がんの治療と仕事の両立推進員」の方は、県が無償で提供する啓発グッズを活用して、朝礼や日常会話などの中で、従業員やそのご家族に対してがん検診の受診勧奨等を行っていただきます。
- 登録に係る審査等はございませんが、登録事業所は、年1回、がん検診の受診状況もしくはがんの治療と仕事の両立に係る取組状況のどちらか、または両方をご報告していただきます。
- 年に1回、登録事業所の効果的な取組の紹介や受診勧奨等の情報交換のため、登録事業所等が集う「福岡県働く世代をがんから守るがん対策推進大会」を開催します。
4 参加登録申し込み方法等
(1)参加登録募集チラシ
県のホームページへの掲載のほか、福岡県の商工団体等を通じて案内チラシを配布しています。
参加募集のチラシはこちらからダウンロードできます。 [PDFファイル/2.28MB]
(2)参加登録募集期間
随時、受付しています。
(3)参加登録申込方法
- 参加申し込みは、ふくおか電子申請サービスで受け付けています。
ふくおか電子申請サービスでのお申し込みはこちらをクリックしてください(新しいウインドウで開きます)。 - 参加申込書をダウンロードし、所定事項を記入のうえFaxにより送信してください。
参加申込書のダウンロードはこちらをクリックしてください。 [Wordファイル/43KB]
(注) ふくおか電子申請サービスにより参加申込みいただいた場合は、電子メールにて自動で受付通知が届きますが、Faxによるお申込みの場合は、受付通知が届きません。
(注) Faxでお申込みされる場合、電子メールアドレスをご記入ください。登録後、県からがん対策に関する情報提供をさせていただきます。
(4)登録証等の発行
「参加登録申込」をしていただいた後、登録証の発行を行い、後日、推進員証、がん検診啓発グッズ等と併せてお送りします。
(注) 参加申込書の提出後、参加登録手続き(参加登録証の発行)の完了までに、1ヵ月から1ヵ月半程度要しますのでご了承願います。
5 「福岡県働く世代をがんから守るがん対策サポート事業」 実施要綱
- 実施要綱の「本文」はこちらをクリックしてください。 [Wordファイル/44KB]
- 実施要綱の「様式1(参加申込書)」はこちらをクリックしてください。 [Wordファイル/43KB]
- 実施要綱の「様式2-1(がん検診受診状況等報告書)」はこちらをクリックしてください。 [Excelファイル/52KB]
- 実施要綱の「様式2-2(がんの治療と仕事の両立に係る取組報告書)」はこちらをクリックしてください。 [Excelファイル/18KB]
※年1回、がん検診受診状況もしくはがんの治療と仕事の両立に係る取組をご報告いただく際の様式です。
登録事項(事業所名称、住所、推進員)が変更された場合にご提出いただく様式です。
破損、紛失等の理由により、登録証の再交付を申請する場合にご提出いただく様式です。
※令和2年12月25日付けで押印を廃止しました。
6 地域貢献活動評価申請
(注) 本事業に参加申込みのうえ、参加登録手続き(登録証の発行)が完了した事業所のみ、申請することができます。
参加申込みがお済みではない事業所につきましては、まずは、当該事業への参加申込みをお願いします。
なお、参加申込書の提出後、参加登録手続き(登録証の発行)の完了まで、1ヵ月から1ヵ月半程度要しますので、ご了承願います。
評価対象項目に(「働く世代をがんから守るがん対策サポート事業」の登録)と記載している「地域貢献活動評価申請書(様式(13))」を使用しご提出ください。
【申請方法】
評価項目の一つである「がん対策推進(13)」の地域貢献活動評価申請書に、横線より上の部分を記入し、返信用封筒(あて先記入・返信用封筒に応じた額面の切手貼付済みのもの)及び提出期間内に提出した「働く世代をがんから守るがん対策サポート事業」報告書の写しを同封のうえ、がん感染症疾病対策課がん対策係に郵送でご提出ください。
後日、内容を確認のうえ返送いたします。
なお、入札参加資格審査の日より前3ヶ月以内に当課が確認印を押印したもののみ有効となりますので、入札参加資格審査日をご確認のうえ申請してください。
7 問い合わせ/参加申し込み先
福岡県保健医療介護部 がん感染症疾病対策課 がん対策係
電話092-643-3317 Fax092-643-3331
電子メールshippei@pref.fukuoka.lg.jp