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新型コロナウイルス感染症の中和抗体薬(エバシェルド)について

更新日:2023年6月21日更新 印刷

 

エバシェルド筋注セット(チキサゲビマブ及びシルガビマブ)について

 新型コロナウイルス感染症の患者及び曝露前の免疫抑制状態の者を対象とした中和抗体薬「 チキサゲビマブ及びシルガビマブ 」( 販売名:エバシェルド筋注セット 。以下「エバシェルド」という。)が、令和4年8月30日にSARS-CoV-2 による感染症及び発症抑制を目的とする薬剤として特例承認されました。

 「エバシェルド」は、現状、安定的な供給が難しいことから、一般流通は行わず、当面の間、厚生労働省が所有した上で、対象となる者が発生した医療機関からの依頼に基づき、無償で譲渡されます。

 「エバシェルド」の効能・効果は「 SARS-CoV-2 による感染症及びその発症抑制 」ですが、供給量が限られていることや、治療については他に使用可能な薬剤があること、及びワクチン接種では十分な免疫の獲得が期待されない者に対するウイルス曝露前の投与(発症抑制目的での投与)を対象とした薬剤は我が国では初めての承認となることから、発症抑制目的での投与に限って薬剤が供給されます。

投与の対象者

  次の(1)、(2)のいずれも満たす必要があります。
 なお、11歳以下の小児については、対象となっていません。
※投与の可否や要否については,医療機関にご相談ください。

(1)SARS-CoV-2に対するワクチン接種が推奨されない者又は免疫機能低下等により、SARS-CoV-2による感染症に対するワクチン接種で十分な免疫応答が得られない可能性がある者(次のいずれかに該当する者)

 ・抗体産生不全あるいは複合免疫不全を呈する原発性免疫不全症の患者
 ・B細胞枯渇療法(リツキシマブ等)を受けてから1年以内の患者
 ・ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬を投与されている患者
 ・キメラ抗原受容体T細胞レシピエント
 ・慢性移植片対宿主病を患っている,又は別の適応症のために免疫抑制薬を服用している造血細胞移植後のレシピエント
 ・積極的な治療を受けている血液悪性腫瘍の患者
 ・肺移植レシピエント
 ・固形臓器移植(肺移植以外)を受けてから1年以内の患者
 ・急性拒絶反応でT細胞又はB細胞枯渇剤による治療を最近受けた固形臓器移植レシピエント
 ・CD4Tリンパ球細胞数が50cells/μl未満の未治療のHIV患者

(2)SARS-CoV-2による感染症患者の同居家族又は共同生活者等の濃厚接触者ではない者

エバシェルドが配分される医療機関リスト(令和5年6月20日時点)

 エバシェルド投与施設 [Excelファイル/14KB]]

※ 県に申出のあった医療機関のうち、エバシェルド登録センターへの登録を完了させた医療機関のみが掲載されています。

投与に係る費用

  徴収(自己負担)金額 3,100円(税込)以下(※)

※ 薬剤は国から無償で譲渡されますが、手技(注射)料等については投与を受けた側の負担となります。
※ 徴収金額は、医療機関ごとに異なります。ただし、投与対象者にとって過度の負担にならないよう、上記の「エバシェルドが配分される医療機関」には、徴収金額を3,100円以下とすることが配分要件として課せられています。

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