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腸管出血性大腸菌感染症について

更新日:2017年9月16日更新 印刷

腸管出血性大腸菌感染症について

腸管出血性大腸菌とは

 大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、人に下痢などの消化器症状や合併症を起こすことがあり、病原大腸菌と呼ばれています。病原大腸菌の中には、毒素(ベロトキシン:VT)を産生する腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあり、感染すると、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすことがあります。

 腸管出血性大腸菌は、菌の成分によりいくつかの種類があります。代表的なものは「O157」で、その他に「O26」や「O111」などが知られています。

症状について

 一般的な症状は腹痛、水様性下痢及び血便です。嘔吐や38℃台の高熱を伴うことがあります。さらに毒素の作用により、溶血性貧血や急性腎不全をきたし、溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こすことがあります。小児や高齢者では、けいれん、昏睡、脳症などによって致命症となることがあります。

 気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

感染経路

 腸管出血性大腸菌は、少量の菌数(10から100個程度)でも感染が成立し、人から人へ、または人から食材、食品への経路で感染が拡大しやすいとされています。

 腸管出血性大腸菌感染症が多発する夏季は、食中毒の予防をより徹底することが重要です。

 保育施設や高齢者施設における集団感染も報告されています。

 また、動物と接触することにより感染した事例も報告されています。

予防のポイント

  1. 感染症予防の基本は手洗いです。調理時、食事前、トイレやおむつの取り替えの後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
  2. 75℃1分以上の加熱で菌は死滅するとされていますので、調理にあたっては、中心部まで十分に加熱(75℃1分以上)し、調理した食品は速やかに食べましょう。
  3. 調理済みの食品に菌がつかないよう、調理器具はよく洗いましょう。
  4. 焼肉などでは、生肉専用の箸やトングを使い、食べる箸と使い分けましょう。
  5. 乳幼児や高齢者など抵抗力が弱い方は、重症化することがありますので、生肉や加熱不十分な肉料理を食べないようにしましょう。
  6. 患者のいる家庭では、糞便に汚染された下着等の取扱いに注意しましょう。

医療機関等関係者向け情報

 腸管出血性大腸菌感染症患者を診断した場合は、直ちに最寄りの保健所に届け出てください。

 溶血性尿毒症症候群(HUS)の診断、治療については、下記を参考にしてください。

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