本文
災害ケースマネジメントについて
更新日:2025年3月10日更新
印刷
災害ケースマネジメントとは
近年、自然災害が激甚化・頻発化しています。また、社会の変化により、地域のつながりが希薄になる中で孤独・孤立の問題は深刻な状況にあります。
このような状況においては、支援メニューを用意し、申請に基づき当該支援を提供するという従来の被災者支援の手法では、必ずしも十分に被災者の自立・生活再建に結びつかない恐れがあります。
このため、災害発生時に、一人ひとりの被災者の状況を把握した上で、関係者が連携して、被災者に対するきめ細かな支援を継続的に実施する取組である「災害ケースマネジメント」の実施が求められています。
災害ケースマネジメントの定義
被災者一人ひとりの被災状況や生活状況の課題等を個別の相談等により把握した上で、必要に応じ専門的な能力をもつ関係者等と連携しながら、当該課題等の解消に向けて継続的に支援することにより、被災者の自立・生活再建が進むようマネジメントする取組です。
災害ケースマネジメントの特徴
- アウトリーチによる被災者の発見、状況把握
- 官民連携による被災者支援
- 被災者の個々の課題に応じた支援の検討・つなぎ
- 被災者に寄り添った支援の継続的な実施
福岡県の取組
福岡県災害ケースマネジメントの手引き
災害ケースマネジメントの取組を県内で広げていくことを目的として、災害ケースマネジメントの標準的な取組や実施手順等を簡潔に示した「福岡県災害ケースマネジメントの手引き」を作成しました。
福岡県災害ケースマネジメントの手引き [PDFファイル/3.19MB]
【様式例】