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福岡県地域福祉支援計画
更新日:2025年3月10日更新
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少子高齢化の進行、地域のつながりの希薄化などにより地域福祉を取り巻く状況は大きく変化しています。また、8050問題、ひきこもり、ヤングケアラーなど、地域住民が抱える課題や福祉ニーズが複雑化・複合化し、既存の支援制度の枠組みでは対応が難しい問題が顕在化しています。
このような中、制度・分野ごとの「縦割り」や、「支える側」「支えられる側」という従来の関係を超え、地域住民や多様な関係機関が共に支え合い、一人ひとりが役割を持ち、活躍できる地域共生社会の実現が求められています。
県では、令和4年(2022年)度から令和6年(2024年)度までを計画期間とする「福岡県地域福祉支援計画」を策定し、市町村における制度・分野を超えた包括的な支援体制の整備など、地域共生社会の実現に向けた取り組みを進めてまいりました。
このたび、社会情勢の変化を踏まえ、『誰もが安心して生活でき、ぬくもりと絆を感じられる地域共生社会の実現』を基本理念とする前計画を継承しつつ、地域福祉の推進に向けた取り組みをさらに進めるため、令和7年(2025年)度から令和9年(2027年)度を計画期間とする、新たな「福岡県地域福祉支援計画」を策定しました。