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令和7度 今冬の急性呼吸器感染症(ARI)総合対策について

更新日:2025年12月18日更新 印刷

はじめに
1.感染防止等について
(1)基本的な感染対策の普及啓発
(2)予防接種
(3)施設等における感染防止対策の推進
2.情報提供について
(1)流行状況
(2)関係機関等における円滑な対応の確保
3.感染症危機管理専門家会議の開催

はじめに

 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとする、今冬の急性呼吸器感染症(以下「ARI」という。)の流行に備え、厚生労働省において「令和7年度 ARI総合対策について」(以下「総合対策」という。)が取りまとめられ、公表されました。

 この総合対策を踏まえて、本県においても、広く関係者を含めた県民の皆様に対して感染対策を呼びかけていきます。

 (福岡県)令和7年度 今冬の急性呼吸器感染症(ARI)総合対策について [PDFファイル/645KB]

 県では、家庭、学校、職場、医療機関や社会福祉施設等の施設において、感染対策が推進されるよう、関係機関と連携・協力して対策に取り組むとともに、本ページ及び福岡県感染症情報センターのホームページ内に、ARIに関する情報を掲載します。

1.感染防止等について

 (1) 基本的な感染対策の普及啓発

 インフルエンザをはじめとする急性呼吸器感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」などが有効です。

 本県ではこれらの基本的な感染対策を、感染症週報やホームページ等で呼びかけています。

(2) 予防接種

 急性呼吸器感染症のうち定期接種の対象となっている疾病は、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、百日咳、肺炎球菌感染症などです。一方で、RSウイルス感染症など、任意接種として予防接種を行うことができる疾病もあります。

 定期接種の対象となる疾病のうち、インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症の予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。

(3)施設等における感染防止対策の推進

  急性呼吸器感染症は、学校、社会福祉施設等、医療機関等において、大規模な集団感染を起こすことがあります。特に、重症化リスクの高い方が多く利用する社会福祉施設等や医療機関においては、まずは、施設等内に病原体が持ち込まれないようにすることが重要です。

2 情報提供について

(1)流行状況

 福岡県医師会や学校等の関係機関と連携してインフルエンザ発生状況等を把握し、逐次、報道発表やホームページに掲載すること等により、県民の皆様に、流行状況を提供します。

 

(2)関係機関等における円滑な対応の確保

 関係部署及び関係機関と連携し、啓発資材の提供や、保健所への相談窓口の設置、ワクチンや治療薬の流通状況を随時確認します。

急性呼吸器感染症に関する相談窓口

各地域の保健福祉(環境)事務所

連絡先

筑紫保健福祉環境事務所(保健衛生課) 092-513-5584
粕屋保健福祉事務所(保健衛生課) 092-939-1746
糸島保健福祉事務所(保健衛生課) 092-322-5579
宗像・遠賀保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0940-36-6098
嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0948-21-4972
田川保健福祉事務所(保健衛生課) 0947-42-9379
北筑後保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0946-22-9886
南筑後保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0944-72-2812
京築保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0930-23-3935

3 感染症危機管理専門家会議の開催

 必要に応じて、感染症の流行状況及び対策の実施、ワクチン・治療薬・診断キット等の安定供給等に関して、専門知識を持つ当該委員会の委員から意見を聴き、本県のARI感染対策の一層の推進を図っていきます。

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