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福岡県部落差別解消推進協議会(令和7年度第2回)議事要旨
日時
令和7年8月18日(月)13時30分から15時35分まで
場所
福岡県吉塚合同庁舎Y802会議室
議題
(1)令和7年度福岡県人権教育・啓発基本指針に基づく実施計画における同和問題関係について
(2)福岡県人権教育・啓発基本指針の見直しについて
(3)その他
議事要旨
(1)令和7年度福岡県人権教育・啓発基本指針に基づく実施計画における同和問題関係について
特に委員からの意見・質問はなし。
(2)福岡県人権教育・啓発基本指針の見直しについて
委員からの意見・質問及び県からの回答の概要は、以下のとおり。
【県民意識調査について】
(委 員)
福岡県人権教育・啓発基本指針に反映する県民意識調査結果から、例えば、寝た子を起こすな論を唱える人と同和地区に対する忌避意識などの関連性が見えるようにするなど、本当に必要な調査結果を取得出来るような調査票にするために、調査票を丁寧に設計する時間をとった方が良いと思われる。
(委 員)
前回の県民意識調査の時は、サンプル数はどれくらいだったのか。
( 県 )
令和3年度の県民意識調査では、5000人を対象に実施し、回答率は4割弱(37.5%)であった。
【福岡県人権教育・啓発基本指針の見直しの必要性について】
(会 長)
人権を取り巻く状況の変化もあり、今後このような状況に的確に対応していくためにも、指針の見直しは必要であるとの考えを協議会の意見としたいと考えるが、よろしいか。
(委員一同)
異議なし。
【福岡県人権施策推進懇話会専門部会設置要領の見直し案について】
(委 員)
インターネットについては、日々進化している分野であるため、専門性の高い人に専門部会に入っていただいた方が良いと思う。
( 県 )
懇話会会長などに相談しながら、専門部会のメンバーをどうするのか、外部から専門家を呼ぶのかといったことも含めて検討したい。
(3)その他
委員からの意見・質問及び県からの回答の概要は、以下のとおり。
・ インターネット上のターゲティング広告について説明
・ 福岡県弁護士会からの勧告に係る再発防止策等について、事務局案を説明
・ 福岡県同和問題をはじめとする人権問題に係る啓発・研修講師団講師の再任等について説明
・ 県内で発生した差別メモ拾得事象について事務局案を説明
【インターネット上のターゲティング広告について】
(委 員)
広告の実施期間が変わっているのに、予算規模が変わらないのは何故なのか。
( 県 )
広告の表示回数により必要な予算が変わる仕組みとなっており、1か月間で集中的に表示する方が、啓発効果が高いと考えた。さらに人権週間に併せて実施することで、その他の取組との相乗効果があると考え、1か月間で実施することとした。
【県内で発生した差別メモ拾得事象について】
(委 員)
差別メモを発見した人以外でも、このメモを見ている人がいると思われる。その人たちがこのメモを見て、問題であると思わない事は地域の人たちの教育・啓発課題になると思われる。