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勤務間インターバル制度導入ノスゝメ
連日の残業で睡眠不足…
眠い目をこすりつつ出勤していませんか? させていませんか?
従業員のみなさまを過労から守る!
勤務間インターバル制度導入ノスゝメ
今は昔、平成(1989年~)の初め、バブル景気終焉のころ、栄養ドリンクのCMソングに「24時間戦えますか」のフレーズがありました。
ところが、令和では、勤務間インターバル制度が提唱されています。
実は、EU(欧州連合)では、このころから(1993年~)、この制度が義務付けされ、現在は、最低、連続11時間の休息期間が必要となっています。
そもそも、勤務間インターバル制度ってなに?
勤務間インターバル制度は、終業時刻から次の始業時刻の間に、一定時間以上の休息時間(インターバル時間) を設けることで、従業員の生活時間や睡眠時間を確保しようとするものです。
2019年より導入が事業主の努力義務となりました。
一定のインターバル時間を確保することで、ワーク・ライフ・バランスを保ちながら働き続けることができます。
(厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」より抜粋)
※厚生労働省は2021年に労災の認定基準に、勤務間インターバルを追加しました。
「勤務間インターバル」制度を導入した場合、例えば下図のような働き方が考えられます。
睡眠時間の重要性を明らかにした米国の研究が!
毎日4時間の睡眠時間の場合、その状態が6日間継続しただけで、一晩徹夜したのと同じくらいの遅延反応が生じ、10日以上続くと二晩徹夜したのと同等レベルの遅延反応が生じています。
毎日6時間の睡眠時間の場合でも10日以上その状態が継続すると、一晩徹夜したのと同等以上の遅延反応が生じる結果となっています。
毎日少しずつでも睡眠不足が続くと、睡眠負債が積み重なり疲労が慢性化し、徹夜したのと同じ状態になってしまうということです。
判断能力や反応が鈍くなり、当然、仕事にも支障をきたすことになります。
毎日しっかりと睡眠時間を取ることが重要なのです。
(厚生労働省、勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル全業種版より抜粋)
中小企業事業主の皆さまには、助成金が!
制度導入に取り組む中小企業事業主の皆さまには、厚生労働省の「働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)」 (クリック!)の支援があります。
休息時間数(「9時間以上11時間未満」又は「11時間以上」)及び取組に対する成果目標の達成に応じて支給されます。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)」(クリック!)をご覧ください。
※令和6年度の申請は終了しています。
厚生労働省ホームページのリンク先は途切れている可能性があります。
※来年度の募集があるかは不明ですが、あるとすれば、厚生労働省のホームページにアップロードされますので、ご確認ください。
※参考までに、令和6年度のチラシをダウンロードできるようにしておきます。
令和6年度「働き方改革推進支援助成金」 勤務間インターバル導入コースのご案内 [PDFファイル/674KB]
YouTubeで導入促進セミナーを配信中!
勤務間インターバル制度の導入促進を目的として今年7月18日に開催したオンラインセミナーを福岡県公式YouTubeチャンネル(クリック!)で配信しています。
ぜひご視聴ください。
配信先は、福岡県公式YouTubeチャンネル(クリック!)(福岡県庁動画資料館)
(内容)
【Part1】導入の必要性(約28分、クリック!)
【Part2】具体的な導入方法(約15分、クリック!)
【Part3】導入企業の事例紹介 (約34分、クリック!)
※文字をクリックすると各動画へリンクします。
と、いうことで、このチャンスに、働き方改革、はじめませんか?
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