本文
八女地域新規就農支援対策会議で卒業生のフォローアップ
更新日:2025年8月18日更新
印刷
複式簿記ソフトを活用した簿記記帳と資産管理を研修
JAふくおか八女、八女市、筑後市、広川町、八女普及指導センターで構成する八女地域新規就農支援対策会議は、研修卒業生に対し、令和7年8月4日に八女普及指導センターにおいて、ソリマチ農業簿記ソフトを使用した簿記研修を開催しました。
卒業し、営農を開始すると、収入が無い中で資材を購入したり、運転資金として借り入れをするため、お金の出入りを記録することが重要です。特に就農初年度は、JAふくおか八女青色申告会への途中加入ができないため、自らが記帳などの経理をしっかりとしなければなりません。その様な中で八女普及指導センターは経営管理がしやすく、JAふくおか八女青色申告会も使用しているソリマチ農業簿記ソフトの導入を勧めています。
研修には、卒業生8名が参加し、各自のパソコンに研修用ソフトをインストールし、農業を開始した期首の登録、資産や負債の仕訳を行いました。写真に撮ったレシートを読み込む手法や過去に記帳した仕訳を参照にする方法なども学び、損益計算書、貸借対照表により記帳結果を確認しました。
参加者からは「経営がスタートしたこの時期に学んだことで、実践と合わせて勉強できよかった」、「記帳を体験し、パソコン簿記が身近に感じれ、複式簿記をしたいと思った」といった声が聞かれました。
八女普及指導センターは関係機関と連携して、目標とする農業経営の実現にむけて新規就農者を支援していきます。
