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夏季の周産期管理講習会を開催(久留米普及セ)

更新日:2025年10月3日更新 印刷

暑さに負けない周産期管理をめざして

​​久留米地域は県内でも酪農が盛んで、乳牛の飼養頭数及び出荷乳量は県内第1位のシェアを占めています。

近年、夏季の高温により、暑さに弱い乳牛は食欲不振に伴う、乳量や繁殖機能の低下などの問題が発生しています。そこで、JAくるめ酪農部会では、部会員を対象に、夏季における周産期※の飼養管理について研修会を開催しました。

研修会では、久留米普及指導センターから「血中にケトン体が増え乳量や食欲が低下する『ケトーシス』の予防」、「牛体の観察ポイント」、「暑熱対策」の3点を中心に、夏季における周産期の飼養管理の注意点を説明しました。特に、ケトーシスについては、参加者が飼養している牛群のデータを用いて、自農場における同病の発症程度や対策方法を確認しました。

参加者からは「分析データで自農場の牛群の状態がわかった。初心に帰って周産期管理を頑張りたいと思えた」、「ケトーシスを改善していきたい」といった前向きな感想が聞かれました。

飼料価格の高止まりなどにより依然として厳しい酪農情勢ですが、久留米普及指導センターは、今後も関係機関と連携し、酪農経営を支援していきます。

※周産期:分娩前後1か月の期間。 乾乳(妊娠中)、分娩、泌乳開始に伴い、乳牛の状態が大きく変化する。エサの内容や、飼養環境も変化するため、病気が発生しやすくなる。

講習会の様子
参加者に配布されたデータ

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