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ブドウ「優良系巨峰」の現地検討会を開催!(久留米普及セ)
更新日:2025年7月31日更新
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暑さに負けないブドウづくりを目指して
「巨峰」をはじめとしたブドウの黒色系品種は、高温で果実の着色が阻害されるため、近年は夏季高温による着色不良が問題となっています。そのような中、着色が優れる「巨峰」の枝変わり系統(以下、「優良系巨峰」)が県内で発見され、今後の着色対策として期待されています。
令和7年7月8日、普及指導センターは「優良系巨峰」の導入推進を図り、JAにじぶどう部会を対象に「優良系巨峰」の現地検討会を開催し、15名の生産者が参加しました。本系統を先行して導入する園地を生産者とともに巡回し、実際の生産状況を調査しました。普及指導センターから、詳しい特性や昨年の果実調査結果を説明し、本系統の有用性を伝えました。生産者からは、「果粒肥大はどれほどか」、「作業性や収穫時期に違いはあるか」等、多くの質問が挙がり、関心・意欲の高さがうかがえました。
普及指導センターは、今後も関係機関と連携し、ブドウの生産力強化を支援します。

