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No.12鉢花ハウスで「IoT導入支援キット」の実証を開始
更新日:2025年7月25日更新
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近年、情報通信技術を活用したスマート農業が注目され、農作業の効率化や生産性向上が期待されています。朝倉管内の施設園芸では、環境をリアルタイムで測定・モニタリングするスマート機器の活用が図られていますが、機器が高価なため、導入はまだ一部に限られています。
そこで、普及指導センターでは、福岡県工業技術センターが製造業向けに開発した「IoT導入支援キット」に着目しました。このキットはソフトウェアの利用が無料である上、安価で様々なセンサーを組み合わせることができ、スマート機器の導入経費を従来よりも安く抑えることが可能です。
県工業技術センターの研究員の方にご協力いただき、鉢花生産者のハウスで7月11日からこのキットを使った実証を開始しました。今後は、収集したデータの活用方法等を検討しながら、導入の効果を評価していく予定です。
今後も普及指導センターでは、収益性の高い農業経営の実現と、持続可能な農業の両立を目指し、花き生産の取り組みを積極的に支援していきます。

