本文
大豆新品種「ふくよかまる(ちくしB5号)」へのスムーズな転換に向けて
更新日:2024年11月8日更新
印刷
~「ふくよかまる(ちくしB5号)」の採種ほ場審査を実施~
令和6年9月3日(火)及び10月25日(金)の2回に渡り、JAふくおか八女採種部会の大豆新品種「ふくよかまる(ちくしB5号)」の採種ほ場審査を実施し、生産者21名が参加しました。
「ふくよかまる(ちくしB5号)」は、福岡県農林業総合試験場が開発した大豆新品種で、早播き適性があり、粒形の大きい品種です。当管内では今年が栽培の2年目で、栽培面積は約520ha(県内の約6%)ですが、採種は県内の約12%(31.5ha)を担っています。
採種ほ場審査では、開花期と収穫間前の2回、種子審査員の資格を持つ普及センター職員が全ての採種ほ場に入り、異品種や生育の不揃い等がないか審査し、全ての採種ほが合格となりました。審査後の講評では、今後の管理や農作業安全の注意喚起を行いました。
また、近年、大豆では難防除雑草が問題になっており、生産者からは「今後どのような管理を行うべきか」等の課題も寄せられました。
八女普及指導センターは、今後も関係機関と連携し、大豆新品種「ふくよかまる(ちくしB5号)」の生産技術の向上や安定生産を支援していきます。

