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No.15カキ「秋王」10周年記念大会

更新日:2024年9月17日更新 印刷

県が育成したカキ「秋王」は令和6年度で販売10周年を迎え、さらなる生産拡大と品質向上を目的とした記念大会が開催されました。大会は、8月27日にサンライズ杷木で行われ、県内の「秋王」生産者及び市場や関係機関より多くの出席者が一同に会しました。

大会では、福岡県農林水産部園芸振興課から認知度・生産量の向上に向けた取り組み、JA全農ふくれんから販売戦略、農林業総合試験場果樹部から着果対策について報告が行われました。また、JA・普及指導センターから県内産地の優良生産者の栽培事例が紹介され、当管内からは七熊靖雄氏の事例を紹介しました。着果対策の環状はく皮は、すべての樹ではなく樹勢の強い樹に行い、枝の長さや葉色で樹勢を判断しているなどのポイントについて紹介しました。さらに「「秋王」は食味が良く単価が高いためカキ生産のモチベーションが上がる」という七熊靖雄氏の思いを紹介しました。参加者からは「優良生産者のように収量をどんどん増やしていきたい」などの意欲的な声が聞かれました。

普及指導センターは、今後も関係機関と連携しながら「秋王」の安定生産に向けて、産地への支援を続けていきます。

普及指導員による優良事例紹介の様子

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