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No.12キュウリとナスの栽培基礎講座を開催
更新日:2024年8月7日更新
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令和6年7月30日に、新規就農センターの研修生2名を対象とした「キュウリ栽培基礎講座」、「ナス栽培基礎講座」を開催しました。参加した2名は、それぞれキュウリ、ナスで就農するために6月から受入農家の下で研修していますが、今回の講座は栽培に関わる幅広い知識の習得を図ることを目的に開催したものです。
講座では、国内主要産地の分布から葉や花の付きかた等の形態に至るまで、基礎的な内容について説明しました。特に、生育診断や受入農家の作業指示時によく用いられる「側枝」、「節間」、「茎径」などの用語の意味については、生理生態を踏まえながら講義しました。また、土壌消毒の方法、畝づくりや植え付け後のかん水のポイントなど、これから実習がある作業についても具体的な事例を交えて説明しました。
次回は病害虫防除技術や整枝・誘引技術を中心に講義を行う予定ですが、研修生からは肥料の特性や追肥タイミング等も詳しく学びたいという意見が寄せられました。
朝倉普及指導センターでは、今後とも関係機関と連携しながら、就農希望者が安心して就農できるように支援を行っていきます。