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No.29 花き生産者を対象とした研修会を開催
更新日:2024年2月2日更新
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2024年問題・IPM技術について
生産者の経営変革と次世代の花き振興につなげるため、関係機関で組織する朝倉地域担い手・産地育成協議会花き部会では、令和6年1月23日に朝倉普及指導センターにおいて研修会を開催しました。
当日は、花き専門の輸送会社である三和陸運(株)の井上社長を講師に迎え、2024年問題について講演していただき、問題解決には花き業界全体での協力が不可欠であることを説明していただきました。また、普及センターからは、スリップス防除を目的とした3種の赤色LEDの実証試験の結果を報告しました。
参加した生産者からは、「2024年問題に対応するためには自分のハウスに課題があることが分かった」「赤色以外のLED電球の害虫防除効果についても興味がある」などの声が聞かれ、今後の花き流通の変化への対応やIPM技術の導入を考えるきっかけになりました。
普及指導センターは今後も関係機関と連携しながら、花き生産者の生産技術および経営改善に関する支援を継続的に行っていきます。