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サステナブルな陶土「山田土(やまだつち)」を使った作品を展示! ~10月20日から県庁ロビーで3Rポスターコンテスト作品展と同時開催~

発表日:2025年10月15日 11時00分 印刷
担当課:
循環型社会推進課
直通:
092-643-3381
内線:
3494
担当者:
高木

 県民の皆様に3R※1活動への関心を高めていただくため、10月20日から県庁ロビーにて、全国初のサステナブルな陶土として開発された「山田土」※2で制作された器を展示します。(展示は3Rポスターコンテスト作品展と同時開催。)

 今回の展示品は、窯元である鬼丸(おにまる)雪山(せつざん)窯元(かまもと)から知事に贈呈されたものです。

 県では、今後も持続可能な社会の実現に向け、リサイクル総合研究事業化センターを通じて、産学官民連携による研究開発やその事業化を支援してまいります。

※1 Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称。

   Reduce:製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること。

  Reuse:使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること。

  Recycle:廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。

※2 「山田土」は、(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センターの支援のもと、高取焼の窯元である(有)鬼丸(おにまる)雪山(せつざん)窯元(かまもと)(東峰村)、日本硅(にほんけい)(しゃ)鉱業(こうぎょう)(株)(嘉麻市)、福岡県工業技術センター化学繊維研究所の三者が共同研究を進め、全国初のサステナブルな陶土として開発されました。

1 期間

  令和7年10月20日(月)~ 10月31日(金) 9時~17時

  ※土、日は除く。最終日は14時まで

 2 場所   

福岡県庁1階ロビー(福岡市博多区東公園7-7) 南東壁画前     

※令和7年11月4日(月)~12月26日(金)県庁1階ロビー郵便局前で展示します。

「山田土」を用いて制作した器(どんぶり)

3 サステナブルな陶土「山田土」について

 ・モルタル原料(硅砂)生産時の規格外品(副生成物)を、陶芸用粘土(陶土)の原料として活用し、陶器産地と硅砂 産地が抱える2つの課題を同時に解決するサステナブルな陶土。

  ・嘉麻市内で令和7年3月から製造・販売を開始。

山田土の概要

参考

〇(有)鬼丸雪山窯元について

・企業名:有限会社 鬼丸雪山窯元

・所在地:福岡県朝倉郡東峰村小石原962-1

・代表者:代表取締役 鬼丸 祐輔(おにまる ゆうすけ)

・開窯:1965年

 ・主要製品:伝統ある茶陶から陶器の新しい可能性を追求し作陶。繊細さの中に上品さを感じさせる作風が魅力。本格的な茶器や花器をはじめ、高取焼の特徴を活かした「香るカップ」が人気。G20(2019年6月、福岡市)で各国財務大臣への記念品として贈呈。高取焼スピーカーは素材の特徴で高音が特に美しくヨーロッパ中心に人気がある。

・ホームページ:https://takatoriyaki.com/ja/

 

〇日本硅砂鉱業(株)について

・企業名:日本硅砂鉱業株式会社

・所在地:福岡県嘉麻市中益6番地5

・代表者:代表取締役 斎藤 晃(さいとう あきら)

・設立:1986年

・事業内容:高品位硅砂の製造販売(窯業硅砂、建材用硅砂、コンクリート二次製品、浄水場ろ過材硅砂、ゴルフ場バンカーサンド、焼目土砂、農業薬品用硅砂、バイオマス発電用硅砂)

 

〇福岡県工業技術センター化学繊維研究所について

・機関名:福岡県工業技術センター

・所在地:福岡県筑紫野市上古賀3-2-1

・代表者:所長 野見山 修治(のみやま しゅうじ)

・業務概要:県内産業振興に資する競争力のある自立した中小企業の育成をめざし、地域産業や企業が抱える課題やニーズを把握し、その解決を支援する。

 ・ホームページ:https://www.fitc.pref.fukuoka.jp/ 

 

〇福岡県リサイクル総合研究事業化センターについて

 ・機関名:公益財団法人 福岡県リサイクル総合研究事業化センター

 ・所在地:福岡県北九州市若松区ひびきの2-1 産学連携センタービル4階

 ・代表者:センター長 中村 崇(なかむら たかし)

 ・業務概要:循環型社会の実現に寄与するために、産学官民による共同研究体制でリサイクル技術や社会システムの開発を行い、その実践を支援する先導的な拠点として、研究開発事業や環境情報事業等を実施。

  ・ホームページ:https://www.recycle-ken.or.jp/