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「高取焼」を新たに県知事指定特産工芸品に指定

発表日:2024年3月26日 10時00分 印刷
担当課:
観光局観光政策課
直通:
092-643-3454
内線:
3692、3698
担当者:
眞鍋、安永

○ 福岡県では、県内で製造される郷土色豊かで、一定の伝統性を有する民芸品や工芸品を、県知事指定特産民工芸品として指定し、光をあてることで、伝統産業の振興に取り組んでいます。

○ このたび、新たに「高取焼」(製造地:朝倉郡東峰村、福岡市、直方市、筑紫野市、田川郡添田町)を令和6年3月26日付けで県知事指定特産工芸品に指定しました。

○ 今回の指定により、福岡県知事指定特産民工芸品は計36品目となります。

 

高取焼(たかとりやき)

 高取焼は黒田藩の御用窯として盛況をみせた遠州七(えんしゅうなな)(がま)の一つです。陶器でありながら磁器のような薄さと軽さが持ち味で、精密な工程、華麗な釉薬、きめ細かく繊細な生地が特徴です。

 慶長7年(1602年)に、直方市にある鷹取山の麓、(えい)満寺(まんじ)宅間(たくま)に開窯したことに始まり、福岡県内の様々な土地を幾度も移窯・増窯してきました。その変遷に伴った作風の違いも魅力です。

(連絡先:高取焼振興会 0946-74-2810)

高取焼

茶入(写真 高取焼振興会)