ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 記者発表資料 > 脱“福祉”型「植物工場」での障がい者雇用の取り組みを開始!

本文

脱“福祉”型「植物工場」での障がい者雇用の取り組みを開始!

発表日:2025年2月3日 15時00分 印刷
担当課:
障がい福祉課
直通:
092-643-3264
内線:
3261
担当者:
町田、斉藤

本県と日本財団が令和3年7月に締結した「働く障がいのある人への支援のための連携協定」に基づき、新しい農福連携の取り組みを開始します。

本取り組みは、障がい福祉サービス利用者等を一般雇用に切り替える脱“福祉”型を実現するもので、日本財団から建設費助成を受けた社会福祉法人「共生の里」が、就労継続支援B型事業所を廃止して、「植物工場」を開設し、障がい者雇用を行います。

県においても、この新しい取り組みを円滑に進めていただくため、スタートアップに要する経費を支援します。

今回の取り組みを開始するにあたり、下記のとおり共同発表を行います。


※脱“福祉”型とは

福祉サービス(就労継続支援B型事業所)を利用して工賃収入を得ている障がいのある人を、契約を結んで働く一般雇用に切り替えることで、障がいのある人の収入を向上させるとともに、福祉サービスの提供に要する行政の社会保障費をゼロにするもの

1.植物工場の概要

(1)設置場所  福岡県行橋市天生田445番地(設置面積 2,563.36平方メートル)

(2)整備概要  水耕栽培システム、ビニールハウス、制御装置等(レタス等栽培予定)

(3)雇用見込数 20人(就労継続支援B型の利用者を雇用に転換)

(4)稼働開始  2026年2月予定

(5)財団助成額 約2億6千万円(施設整備費を助成)

(6)県予算額  約8百万円(作業従事者の研修費等を補助)

水耕栽培システムイメージ

<水耕栽培システムイメージ>

ビニールハウス、制御装置イメージ

<ビニールハウス、制御装置イメージ>

2.共同発表について

(1)日時   令和7年2月3日(月)15時00分~

(2)場所   福岡県庁8階 特別会議室

(3)発表者  福岡県知事 服部 誠太郎

         公益財団法人日本財団理事長 尾形 武寿(おがた たけじゅ)

         社会福祉法人共生の里理事長 宮本 政幸(みやもと まさゆき)