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-手話を使用しやすい環境の整備ーSureTalk(シュアトーク)の実証に協力します!~手話と音声による双方向コミュニケーションシステムの試行~

発表日:2024年12月5日 11時00分 印刷
担当課:
障がい福祉課
直通:
092-643-3264
内線:
3261
担当者:
町田、斉藤

 県では、手話通訳者の養成・派遣や遠隔手話サービスの提供など、手話を使いやすい環境整備に努めています。その一環として、ソフトバンク(株)が開発した「手話と音声をAIがリアルタイムでテキストに変換し、画面を通して会話ができるサービス『SureTalk』」の実証に協力します。

 都道府県としては東京都、鳥取県に次いで3番目の協力で、九州では初となります。

 12月9日(月)から本庁総合案内窓口と福岡県障がい者更生相談所の2か所に「SureTalk」を設置し、実際にサービスを利用した来庁者の皆さんから御意見をいただいて、システムの改善に協力します。

 また、12月9日(月)10時から実証スタートイベントを行い、開発に携わっているソフトバンク(株) 柏木陸照(かしわぎみちてる)法人統括公共事業推進本部長の立会いのもと、服部知事が県庁1階ロビーでSureTalkの実演を行います。

1 実証スタートイベント(全国ナイスハートバザール)

(1)イベント
 まごころ製品を販売する全国ナイスハートバザール(12/9~12/13)のうち、下記実施期間にソフトバンク(株)がSureTalk(シュアトーク)のブースを設置。

(2)実施場所
 福岡県庁1階ロビー(福岡県福岡市博多区東公園7-7)

(3)実施期間
 令和6年12月9日(月)10時00分~13時30分

(4)実施内容
ア 10時00分から  柏木本部長の立会いのもと、服部知事が実演
イ アの終了後     手話のクイズや映像による広報を実施

(5)実施主体
 特定非営利活動法人セルプセンター福岡

 ★報道機関の皆さまへ
  知事実演後、ソフトバンク(株)SureTalk責任者への取材が可能です。
  また、報道機関の皆様がご使用いただくこともできます!

2 実証実験の内容

(1)実施場所
 ・本庁総合案内窓口(福岡市博多区東公園7-7 行政棟1階)
 ・福岡県障がい者更生相談所(春日市原町3丁目1-7)

(2)実施期間
 令和6年12月9日(月)~令和7年10月31日(金)(開庁日)

(3)実施内容
 担当者が窓口備え付けの端末から来庁者(手話ユーザー)に応対
​ SureTalkのイメージ図   

3 SureTalk(シュアトーク)システム概要

(1)概要
 手話ユーザーと音声ユーザーのコミュニケーションの円滑化を目的に、AIを使用し、手話動作を画像認識して日本語をテキスト出力するシステム

(2)機能
・手話翻訳機能
 端末のカメラに向かって手話をすると、AIが登録されている手話データから一番近い動作の意味を示す日本語を推定し、チャット画面上に日本語を出力

・音声翻訳機能
 端末のマイクに向かって音声を発すると、音声認識機能により日本語に変換して、チャット画面上に出力

(3)技術開発
 平成29年10月にソフトバンク株式会社(東京都港区海岸1丁目7番1号)と国立大学法人電気通信大学(東京都調布市調布ケ丘1丁目5-1)により共同開発開始