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-手話を使用しやすい環境の整備ーSureTalk(シュアトーク)の実証に協力します!~手話と音声による双方向コミュニケーションシステムの試行~
県では、手話通訳者の養成・派遣や遠隔手話サービスの提供など、手話を使いやすい環境整備に努めています。その一環として、ソフトバンク(株)が開発した「手話と音声をAIがリアルタイムでテキストに変換し、画面を通して会話ができるサービス『SureTalk』」の実証に協力します。
都道府県としては東京都、鳥取県に次いで3番目の協力で、九州では初となります。
12月9日(月)から本庁総合案内窓口と福岡県障がい者更生相談所の2か所に「SureTalk」を設置し、実際にサービスを利用した来庁者の皆さんから御意見をいただいて、システムの改善に協力します。
また、12月9日(月)10時から実証スタートイベントを行い、開発に携わっているソフトバンク(株) 柏木陸照(かしわぎみちてる)法人統括公共事業推進本部長の立会いのもと、服部知事が県庁1階ロビーでSureTalkの実演を行います。
1 実証スタートイベント(全国ナイスハートバザール)
(1)イベント
まごころ製品を販売する全国ナイスハートバザール(12/9~12/13)のうち、下記実施期間にソフトバンク(株)がSureTalk(シュアトーク)のブースを設置。
(2)実施場所
福岡県庁1階ロビー(福岡県福岡市博多区東公園7-7)
(3)実施期間
令和6年12月9日(月)10時00分~13時30分
(4)実施内容
ア 10時00分から 柏木本部長の立会いのもと、服部知事が実演
イ アの終了後 手話のクイズや映像による広報を実施
(5)実施主体
特定非営利活動法人セルプセンター福岡
★報道機関の皆さまへ
知事実演後、ソフトバンク(株)SureTalk責任者への取材が可能です。
また、報道機関の皆様がご使用いただくこともできます!
2 実証実験の内容
(1)実施場所
・本庁総合案内窓口(福岡市博多区東公園7-7 行政棟1階)
・福岡県障がい者更生相談所(春日市原町3丁目1-7)
(2)実施期間
令和6年12月9日(月)~令和7年10月31日(金)(開庁日)
(3)実施内容
担当者が窓口備え付けの端末から来庁者(手話ユーザー)に応対
3 SureTalk(シュアトーク)システム概要
(1)概要
手話ユーザーと音声ユーザーのコミュニケーションの円滑化を目的に、AIを使用し、手話動作を画像認識して日本語をテキスト出力するシステム
(2)機能
・手話翻訳機能
端末のカメラに向かって手話をすると、AIが登録されている手話データから一番近い動作の意味を示す日本語を推定し、チャット画面上に日本語を出力
・音声翻訳機能
端末のマイクに向かって音声を発すると、音声認識機能により日本語に変換して、チャット画面上に出力
(3)技術開発
平成29年10月にソフトバンク株式会社(東京都港区海岸1丁目7番1号)と国立大学法人電気通信大学(東京都調布市調布ケ丘1丁目5-1)により共同開発開始