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筑後川下流域農業開発事業促進協議会が第8回インフラメンテナンス大賞において農林水産大臣賞を受賞!
~CAPS導入によるクリーク先行排水の広域化促進が評価~
農林水産省では、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省とともに、社会資本のメンテナンスに係る優れた取り組み等を「インフラメンテナンス大賞」として表彰しています。
このたび、本県の筑後川下流域の自治体や農業関係団体で構成される「筑後川下流域農業開発事業促進協議会※」が実施する、クリーク(農業用排水路)の先行排水の取り組みが評価され、農林水産大臣賞の受賞が決まりました。
なお、表彰式は、令和7年1月16日(木)に首相官邸(東京都・永田町)で、執り行われる予定です。
※ 筑後川下流域7市1町(久留米市、筑後市、八女市、柳川市、大川市、大牟田市、みやま市、大木町)における農業生産基盤の強化を図るため、国営事業、県営事業及び水資源機構事業を 総合的に推進し、下流域の農業振興および防災・減災対策に資することを目的とした組織。
1 受賞の内容
協議会の構成団体が、クリーク(農業用排水路)を適切に管理するとともに、豪雨時における筑後川下流域の湛水被害を軽減するため、大雨が予想された際は、クリークの先行排水を実施し、洪水調整施設としても活用。
また、先行排水実施の判断に必要な気象情報や潮位情報、関係機関の排水状況をリアルタイムで共有できる自動配信システム(CAPS)を導入し、上下流の市町を跨いだ広域的な取り組みを促進していることが評価されたもの。
県では、CAPSの導入など、先行排水の効率的な実施を支援。
CAPSで情報共有し、大雨前にあらかじめ水位を下げて湛水被害を軽減
2 表彰式について
日時 令和7年1月16日(木)14時00分~
場所 首相官邸(2階大ホール)