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「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!

発表日:2024年12月5日 11時00分 印刷
担当課:
文化振興課 九州国立博物館・世界遺産室
直通:
092-643-3162
内線:
2843
担当者:
平田

 ユネスコ無形文化遺産登録(「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への記載)に向けて提案されていた「伝統的酒造り」(でんとうてきさけづくり)が12月5日、ユネスコ無形文化遺産保護条約第19回政府間委員会(パラグアイ・アスンシオン)において、登録決議されましたのでお知らせします。
 福岡県には65の酒蔵があり、「山田錦」や「夢一献」といった酒米の栽培や、筑後川を始めとする豊かな水資源を背景に、古くから日本酒や焼酎など多種多様な酒が醸されています。県では、「伝統的酒造り」の文化的価値が継承されるよう、福岡の酒の魅力の発信に取り組んでまいります。

1 名称

 伝統的酒造り

2 対象

 杜氏(とうじ)・蔵人(くらびと)等が、こうじ菌を用い、日本各地の気候風土に合わせて、経験に基づき築き上げてきた、伝統的な酒造り技術(日本酒、焼酎、泡盛等を造る技術)。

3 技術の担い手

 ・ 日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会
 ・ 日本酒造杜氏組合連合会

4 (参考)無形文化遺産とは

 無形文化遺産とは、芸能、社会的慣習、祭礼行事や工芸技術などについて、衰退や消滅などからの保護や文化の多様性を認識することを目的として、2003年のユネスコ総会において採択された「無形文化遺産の保護に関する条約」(無形文化遺産保護条約)に基づき、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載されたものです。