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全国初!産官連携で資源枯渇問題に対応するサステナブルな陶土 「山田土(やまだつち)」の製造・販売を開始!
小石原焼・高取焼で知られる東峰村の小石原エリアでは、陶芸に適した良質な粘土資源の枯渇が問題となっています。一方、隣接する嘉麻市の日本硅砂鉱業(株)では、モルタル原料生産時の規格外品(硅砂副生成物)の有効活用が課題となっていました。
そのため(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センターの支援により、高取焼の窯元である(有)鬼丸雪山窯元(東峰村)、日本硅砂鉱業(株)(嘉麻市)、福岡県工業技術センター化学繊維研究所の三者が、硅砂副生成物を陶芸用粘土(陶土)の原料として活用する共同研究を進めてきました。
その結果、副生成物の特性を活かした新たな陶土「山田土(やまだつち)」が開発され、嘉麻市内で製造・販売が開始されました。
1 硅砂副生成物の高取焼陶土活用プロジェクトの概要
2 関係者連絡先
〇陶土の製造・販売に関すること
◆有限会社鬼丸雪山窯元 代表取締役 鬼丸 祐輔
〒838-1601 福岡県朝倉郡東峰村大字小石原962-1
TEL:0946-74-2810 ホームページ:http://takatoriyaki.com/ja/
陶土製造工場:福岡県嘉麻市牛隈603
◆日本硅砂鉱業株式会社 代表取締役 斉藤 晃
〒821-0012 福岡県嘉麻市中益6番地5
TEL:0948-52-0202
〇研究内容に関すること
◆福岡県工業技術センター 化学繊維研究所 化学課 阪本 尚孝
〒818-8540 福岡県筑紫野市古賀3丁目2-1
TEL:092-925-7722 ホームページ:https://www.fitc.pref.fukuoka.jp/
○共同研究開発事業及びその他ブリーフィングに関すること
◆公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター
(担当:研究開発課 西川、宮田)
〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2-1 産学連携センタービル4階
TEL:093-695-3068 ホームページ:https://www.recycle-ken.or.jp/