ウイルスが減少！紫外線を使用したサーキュレーターを開発・販売！

発表日：2023年10月10日 14時00分印刷

担当課：

商工部中小企業技術振興課

直通：

(092)643-3433

内線：

3722

担当者：

塚谷、奥村

ウイルスが減少！
紫外線を使用したサーキュレーターを開発・販売！
～福岡県工業技術センターと株式会社REIZの共同開発～

○ 福岡県工業技術センターと自動車カスタムパーツを作製する（株）REIZ(ライツ)（北九州市）が、深紫外線（UV-C※）を使用し浮遊するウイルスや菌が減少するサーキュレーター「Impact Blaster」を共同開発し、国内外に特許出願しました。

○ 工業技術センターは、紫外線配光測定システムを用いた紫外線特性評価と光学シミュレーションの両方ができる国内唯一の公設研究機関です。当センターの設備の活用により、UV-Cを多重反射させることが可能となり、空気へ万遍なくUV-Cをあてることができるようになりました。

○ 従来技術と異なり、UV-C の使用に加え、空気の流れをトルネード構造（螺旋(らせん)構造(こうぞう)）としたことにより装置内に空気を長く滞在させられるようになったため、小型化・フィルタレスでありながら、ウイルスが減少する性能を実現しています。

○このサーキュレーターは、令和５年１０月１日（日）から楽天市場、Yahoo!ショッピング、およびAmazonにて発売開始予定です。

※深紫外線（UV-C）とは、紫外線（UV）の中でも、最も短い100～280ナノメーターの波長を持つもので、ウイルスや菌を減少させる効果があります。

「Impact Blaster」　39,600円（税込）

サーキュレータ―の写真１　トルネード構造の図

「LabSpion UV-VIS」

紫外線配光測定システムの写真

株式会社REIZ

福岡県北九州市戸畑区明治町8-21-1F

TEL：093-616-1141　　担当：石田

福岡県工業技術センター

機械電子研究所　電子技術課

TEL: 093-691-0260　　担当：田中