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小石原焼・高取焼合同インターンを実施します!~伝統的工芸品産地と学生等を繋ぐインターンツアーを開催~
伝統的工芸品産地においては後継者が不足しており、産地を支える後継者の確保が課題となっています。
そのため県では、伝統工芸に高い関心を持つ全国のものづくり系の学校に通う学生や社会人等を対象に、産地でのインターンツアー(全3回)を実施します。
第1回目となる今回は、11月11日(火)~13日(木)に小石原焼・高取焼の3窯元で、産地での製作体験、生活体験、生産者との交流を通して、産地をより深く知ってもらうとともに後継者になり得る方の発掘を行います。
1 小石原焼・高取焼合同インターンについて
(1)日程
令和7年11月11日(火)~13日(木)(2泊3日)
(2)主な実施場所
・小石原焼
辰巳窯(福岡県朝倉郡東峰村大字小石原1354-2)
原彦窯元(福岡県朝倉郡東峰村小石原鼓3089-2)
・高取焼
鬼丸雪山窯元(福岡県朝倉郡東峰村大字小石原962-1)
(3)参加者・参加人数
全国のものづくり系の学校に通う学生・社会人(6名)
(4)ツアー内容
就業体験、工房の方々との座談会、東峰村役場からの移住支援に関する説明等
スケジュール(小石原焼・高取焼合同インターン) [PDFファイル/191KB]

(写真)昨年度の様子
2 今後の開催予定(別途記者提供します。)
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開催日程 |
開催場所 |
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第2回 |
11月26日(水)~27日(木) |
【久留米絣】野村織物 (福岡県八女郡広川町大字新代1745) |
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第3回 |
12月16日(火)~17日(水) |
【久留米絣】池田絣工房 (福岡県筑後市久富1840) |
【参考】小石原焼・高取焼について
(1)小石原焼
生活雑器としての道を歩みながら、用と美を確立した小石原焼。素朴で温かい持味を出す、飛び鉋、刷毛目、櫛目、指描、流し掛け、打掛けなどの技法が生きている。
(2)高取焼
精密な工程、華麗な釉薬、繊細な生地味が特徴。特に、鉄・藁灰・木灰・長石を原料とし、微妙な調合で作られた釉薬を駆使して焼成される茶陶類は気品に満ちあふれている。
【参考】受入窯元について
(1)辰巳窯
小石原地域で採れる素材にこだわった陶土や釉薬で、コーヒードリッパーをはじめとする日々の食器、花器などの他にオーダーメイドの品も作陶し、薪窯で焼き上げている。土の素朴な風合いを生かした様々なうつわは、多くのファンを魅了している。

(画像)辰巳窯HP

(写真)辰巳窯の小石原焼
(2)原彦窯元
古くから受け継がれる伝統の技術と、現代の暮らしに寄り添うデザインを融合させ、心温まる生活食器を届けている。新しい器作りに情熱を注ぎながら、インテリアにも小石原焼の美を融合させることを目指している。

(画像)原彦窯元HP

(写真)原彦窯元の小石原焼
(3)鬼丸雪山窯元
伝統的な茶道具はもちろん、高取焼の薄さや釉薬の美しさを活かした新商品の開発も行っている。高取焼の特徴を活かした「香るカップ」が人気。また、近年は海外にも活動の場を広げ、精力的に活動している。

(画像)鬼丸雪山窯元HP

(写真)鬼丸雪山窯元の高取焼
★ 報道機関の皆さまへ
取材をご希望の場合は、11月10日(月)正午までに、下記担当までお問い合わせ下さい。
※取材時間は、各日程13時30分~15時の仕事体験の時間に限定させていただきます。
(お問い合わせ先)
観光政策課
直通:092-643-3454 内線:3692、3698 担当:永島、永津

