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ブルーカーボンを創出し、サステナブル社会を実現!~九州初!県の呼びかけでブルーカーボン推進協議会を設立~
筑前海沿岸において、脱炭素社会の実現に向けて大きな役割が期待される「ブルーカーボン創出」の取組をスタートします。
この取組は、まず、藻場のウニを除去することで「藻場の回復」が進み、増えた海藻に固定される「ブルーカーボンのクレジット化」により資金を得て、さらなるウニの除去等に活用します。除去した「ウニは養殖し商品化」します。
県は、ウニの除去やウニの養殖に要する費用を支援し、九州大学と連携してドローンを用いたCO2固定量の算定技術の開発に取り組みます。
今回、九州で初めて、産・学・官が連携した「福岡県ブルーカーボン推進協議会」を県の呼びかけで設立します。キックオフミーティングとなる第1回協議会は4月26日に開催します。
第1回福岡県ブルーカーボン推進協議会の開催
(1)日時 令和6年4月26日(金) 14時00分から15時30分まで(受付13時30分から)
(2)場所 福岡県水産会館5階 大研修室(福岡市中央区舞鶴2丁目4番19号)
(3)内容
・主催者(県水産局長)あいさつ
・協議会会長あいさつ
・基調講演 「ブルーカーボンについて」(九州大学)
・事例紹介
「漁業者による藻場の保全活動とウニ養殖技術開発について」(福岡県水産海洋技術センター)
「遠賀漁協と水産高校生によるウニ養殖と試験販売について」(遠賀漁業協同組合)
「『町いちばんの会社』を目指したブルーカーボンの取り組み」(トヨタ自動車九州株式会社)
※協議会の構成員
福岡県:農林水産部水産局、県土整備部港湾課、環境部環境保全課、福岡県立水産高等学校
市町 :筑前海沿海市町 全8市町(糸島市、福岡市、新宮町、宗像市、福津市、岡垣町、芦屋町、北九州市)
漁業関係団体:福岡県漁業協同組合連合会、筑前海の漁業協同組合 全7漁協(糸島、福岡市、新宮相島、宗像、遠賀、ひびき灘、北九州市)
大学 :九州大学
農業関係団体:JA全農ふくれん
地元企業など:トヨタ自動車九州(株)、(株)高田工業所、(一社)ふくおかFUN
【取材について】
13時30分から受付を行いますので、希望者は開始予定時刻までに受付を済ませた上で、係員の指示に従い会場に入場してください。