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令和5年度 福岡県の保育所等利用待機児童の状況等について
○ 令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について、県内市町村の状況を取りまとめましたのでお知らせします。
○ 県では、各市町村や保育施設の実態に応じた保育士確保や受け皿整備を働きかけ、待機児童の解消を図ってまいります。
1 県内の待機児童数等の概況
○ 令和5年4月1日現在の待機児童数は56人で、子ども・子育て支援新制度が施行された平成27年度以降で最少となった。
○ 保育所等への入所を希望した申込児童数は124,548人で、前年度から79人減少した。
<推移>(各年4月1日現在、単位:人)
年 |
令和3年 |
令和4年(1) |
令和5年(2) |
R5-R4((2)—(1)) |
申込児童(A) |
125,454 |
124,627 |
124,548 |
▲79 |
利用定員 ※1 |
130,012 |
130,519 |
130,494 |
▲25 |
待機児童(B) |
625 |
100 |
56※2 |
▲44 |
待機児童発生率(B/A) |
0.50% |
0.08% |
0.04% |
▲0.04% |
※1 子ども・子育て支援法に基づき市町村が定めた定員。企業主導型保育事業に係る定員は含まない。
※2 申込児童に対し、定員の不足や定員まで受入れができていない等により待機児童が発生。
2 待機児童の主な増減要因
○ 待機児童発生市町村は7市町村(昨年度から2減)。(市町村別の待機児童の状況は別紙参照)
○ 県全体として待機児童が減少している一方、増加した市町村もある。
○ 待機児童の主な減少要因
・市町村の受け皿整備等による保育所等の受入増(筑紫野市、太宰府市)
・申込児童数の減少(久留米市、太宰府市)
○ 待機児童の主な増加要因
・申込児童数の増加及び保育士不足による受入減(福津市、須恵町、岡垣町)
3 令和5年度の県の主な取組み
○ 待機児童発生市町村や保育士不足の施設に対する個別の保育士確保策の検討・提案
○ 保育士・保育所支援センター(ほいく福岡)における就業マッチング機能の強化
○ 市町村を通じて保育所等における非常勤職員の雇用等に応じた補助事業を実施