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(株)クアンドが服部知事を表敬訪問します

発表日:2023年4月27日 14時00分 印刷
担当課:
商工部新産業振興課
直通:
092-643-3543
内線:
3777、3778
担当者:
山谷、境野

北九州発ITスタートアップ企業(株)クアンドが

J-Startupに選定されました!

~5月1日(月)に服部知事を表敬訪問します~

(株)クアンドが服部知事を表敬訪問します

 このたび、県が平成30年から支援を図ってきたITスタートアップ企業「(株)クアンド」(本社:北九州市)が、経済産業省が推進するスタートアップ企業育成プログラムJ-Startup(※1)に選定されましたのでお知らせします

 県では、産学官で構成する「福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議(※2)」を推進組織として、国産のプログラミング言語「Ruby(※3)」を核としたソフトウェアの振興およびITスタートアップの支援(※4)に取り組んでいます。

 県は、同社の創業期から福岡県ビジネスプロデューサーの勝屋久氏を中心に経営面で支援しています。最近では、日本最大級のスタートアップイベント「B Dash Camp」など、主要なビジネスコンテストで優勝し、これを機に累計5億円の資金を調達した、注目のスタートアップ企業です

 (株)クアンドが、J-Startupに選定されたことは、本県が進めるIT産業の振興・発展に大きく寄与するものです。

 5月1日(月)に、(株)クアンドが知事を表敬訪問し、本報告に加え、主力製品の概要を含めた現在の取り組みについて説明を行います。


1 知事表敬訪問について

・日 時:令和5年5月1日(月曜日)14時45分~15時15分

・場 所:特別会議室(県庁行政棟8階南棟) 

・訪問者:(株)クアンド代表取締役CEO 下岡 純一郎(しもおか じゅんいちろう)氏

・内 容:

  1. 訪問者紹介
  2. 下岡 代表取締役CEOから取組内容、J-Startup選定の報告
  3. 知事挨拶
  4. 懇談
  5. 記念撮影

    ※ 表敬訪問終了後、(株)クアンドが取材に応じます。


2 (株)クアンドについて

・社名:株式会社クアンド

・所在地:北九州市八幡東区枝光2-7-32

・代表者:代表取締役CEO 下岡 純一郎(しもおか じゅんいちろう)氏

・設立:平成29年4月

・資本金:6,390万円

・事業内容:建設業や製造業向けリモート支援ツール「SynQ Remote(シンクリモート)」の開発

 

3 (株)クアンドへの県の支援について

・「先導的Rubyソフトウェア開発支援事業」や「社会ニーズ対応型ロボット・システム関連製品開発・実証支援事業」により、製品・サービス開発を助成。

・「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞優秀賞」、「フクオカRuby大賞企業賞」を受賞。

・福岡県ビジネスプロデューサー勝屋久氏による継続的なメンタリングや製品展開の支援。

・県内起業家コミュニティの「福岡県スタートアップキャンプ」への参加。経営相談や県外の起業家・投資家とのマッチングを支援。

・福岡県アクセラレーションプログラム「ISSIN(イッシン)」に採択。メンターによる継続的な伴走支援や成長資金の助成により資金調達を支援。

 

4 建設業や製造業向けリモート支援ツール「SynQ Remote(シンクリモート)」について

・手持ちのスマートフォンやPCにアプリをインストールするだけで利用が可能なリモート支援ツール。

・オフィスワーカー向けのビデオ通話ツールにはない双方向のコミュニケーションができる機能が多く搭載されており、現場の遠隔支援が可能。

・大東建託(株)、JR九州コンサルタンツ(株)、(株)安川電機等大手企業が導入。

・製造業やメンテナンス業、建設業、行政等で、4,483アカウントが登録(令和5年4月6日時点)。

SynQ Remoteホームページ https://www.synq-platform.com/

 

5 J-Startup選定の概要

・(株)クアンドは、同社が有する主力製品、開発技術に関して、経済産業省のスタートアップ育成プログラムJ-Startupの選定企業となった。

・今回の選定により、JETROをはじめとする政府機関や民間のサポーター企業の手厚い支援を得て、より一層のビジネス拡大や海外展開のチャンスを得ることができる。

 

【 参 考 】

○(※1)J-Startup

革新的な技術やビジネスモデルで世界で勝てるスタートアップ企業を生み出すことを目的とした、経済産業省の支援プログラム。対象企業は、ベンチャーキャピタリスト、大企業のイノベーション担当の推薦を受けたスタートアップ企業の中から、外部審査委員会が審査し選定。選定企業は、政府の海外ミッションへの参加等の支援を受けることができる。

 

○(※2)福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議

設 立 :平成24年7月

会 長 :一般財団法人Rubyアソシエーション 理事長 まつもと ゆきひろ

会 員  :839企業・団体(令和5年4月時点)

主な事業:Rubyを活用した革新的な製品の開発支援、フクオカRuby大賞、

ITスタートアップビジネス大賞、ITスタートアップキャンプ、ビジネスプロデュース事業、mruby普及促進事業、ブロックチェーン拠点形成推進 等

福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議ホームページ https://www.digitalfukuoka.jp/

 

○(※3)Ruby

まつもとゆきひろ氏によって開発された、日本発のプログラミング言語。習得が容易で生産性が高く、Java(ジャバ)等他の言語に比べ約2~10倍の速さで開発が可能。国内では「クックパッド」「マネーフォワード」など有名Webサイトで使用。

 

○(※4)ITスタートアップの支援

 福岡県では、県ビジネスプロデューサーを中心としたビジネスプロデュース事業やITスタートアップビジネス大賞等により、県のITスタートアップ企業を支援。

 

・ビジネスプロデュース事業

全国的に有名な福岡県ビジネスプロデューサー勝屋久氏をはじめとした、専門家による県内企業製品への助言、資金調達支援など経営面も含めた直接的指導を行う。

 

・福岡県ITスタートアップビジネス大賞

県内の有望なITスタートアップを発掘し、そのビジネス展開を支援することを目的としたコンテスト。

 

・福岡県スタートアップキャンプ

  第一線で活躍する投資家や起業家を招いて、資金調達やビジネス展開など経営にまつわるノウハウを学ぶ機会を提供する県内起業家コミュニティ。