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自治体初!八女市が「サステナEV」を市長車に導入! ~12月17日(水)に納車式を開催!~

発表日:2025年12月10日 14時00分 印刷
担当課:
循環型社会推進課
直通:
092-643-3381
内線:
3494
担当者:
高木

 県では、昨年7月に官民連携組織「GBNet福岡」※1を設立し、EVバッテリーの資源循環システム「福岡モデル」※2の構築に向けて、先進的な取り組みを進めており、全国知事会の先進政策バンク「令和7年度 先進政策大賞」(第1位)に選定されるなど、その取り組みが高く評価されているところです。

 現状、国内で利用される中古EVの8割以上が海外へ輸出され、バッテリーに含まれるリチウムなどの貴重なレアメタルも流出し、国益が大きく損なわれています。この課題の解決に向けて、県は、自治体として全国初の「サステナEVリース事業」を本年8月から開始し、国内での中古EVの利用を促進しています。

 この度、八女市がサステナEVのコンセプト※3に賛同し、県内の自治体として初めて、公用車(市長車)としてサステナEVを導入することとなりました。ついては、下記のとおり納車式を行います。

※1グリーンEVバッテリーネットワーク福岡

※2「福岡モデル(使用済EVバッテリー資源循環モデル)」参照

※3「サステナEVとは」参照

1 日時​

​​令和7年12月17日(水) 11時00分~11時30分

2 場所 ​

​​福岡県庁南側玄関ロータリー(雨天決行)

3 出席者 ​

福岡県知事 服部 誠太郎

八女市長  簑原() ()太朗

 

()​

4 次第 ​

(1)知事挨拶

(2)簑原市長挨拶

(3)鍵の贈呈、写真撮影

(4)試乗※簑原市長 運転予定

5 車両(サステナEV)の概要

(1) 車種 

日産自動車(株) リーフ(初年度登録から約6年経過)

(2) リース期間

令和7年12月から3年間

(3) 今後の活用方針 

市長が公用車として使用し、2050年「ゼロカーボンシティ」達成に向けた、八女市の脱炭素の取り組みをPRする。

6 関係者連絡先

 ○ GBNet福岡、サステナEVに関すること

   福岡県(右上欄をご参照ください。)

 ○ 八女市の脱炭素の取り組みに関すること

   八女市 企画政策課 TEL 0943-24-9125 E-mail:datsutanso@city.yame.lg.jp 担当:山口

※1 GBNet福岡(グリーンEVバッテリーネットワーク福岡)

・EVバッテリーの資源循環システムを全国に先駆けて構築するため、福岡県が主導し昨年7月に官民連携組織「グリーンEVネットワーク福岡(愛称:GBNet福岡)」を設立。自動車メーカー、リサイクル業者、研究機関など、多岐にわたる38企業・4団体が参画(設立当初:17企業・4団体)。

※2 福岡モデル(使用済EVバッテリー資源循環モデル)

​​・GBNet福岡が目指す、使用済EVバッテリーの「回収」「リユース」「リサイクル」「再製造」の一連の工程を地域内で完結させる資源循環モデル。このモデルでは、レアメタルの 安定供給確保による経済安全保障への貢献、CO2排出量削減、そして新たな地域産業の創出という様々な効果が期待される。

福岡モデルの図

※3 サステナEVリース事業(中古EVリース事業)

 <サステナEVとは>

・リース前、リース期間中にバッテリー診断を実施するとともに、バッテリー保証を付帯することで、バッテリー性能への不安を払拭した中古EV。

・「EVバッテリーの資源循環により、持続可能な社会を目指す!」、「バッテリー診断等を通じて、安全で安心して持続可能にEVをご利用いただきたい!」、この想いを込めて、「サステナEV」とネーミング。

 <リース事業の目的・概要>

・EVバッテリーの国内資源循環には、国内で安定してバッテリーを回収する必要がある。現状、中古EVの多くが海外へ輸出されているという課題の解決に向けて、国内での中古EVの利用を推進するため、福岡県は自治体としては全国初の中古EVリース事業を本年8月から開始(現在、募集は終了しております)。

・本事業では募集開始から数日で、募集枠を上回る多くの申し込みがあり、関心の高さが示された。本事業により、リース満了後のEVバッテリーを確実に回収し、次のリユース・リサイクル工程へと繋げていく。

 <事業スキーム>

事業スキーム

(1)福岡県が(株)新出光に業務委託し、EVバッテリーの診断や定期メンテナンスを実施

  (2)車両に係る初期費用、ランニングコストが抑えられ、多くの方にEVを体験いただく機会を提供

  (3)リース終了後にバッテリーを確実に回収し、リユース・リサイクル工程で有効活用