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「久留米綿入はんてん」を県知事指定特産工芸品に指定!~福岡の冬を支える伝統工芸品。その魅力とは?~

発表日:2025年12月15日 14時00分 印刷
担当課:
観光局観光政策課
直通:
092-643-3454
内線:
3692、3698
担当者:
永島、永津

 福岡県では、県内で製造される郷土色豊かで、一定の伝統性を有する工芸品や民芸品を、県知事指定特産民工芸品として指定し、伝統工芸品産業の振興に取り組んでいます。

 このたび、新たに「久留米綿入はんてん」(製造地:筑後市、久留米市、三潴郡大木町)を令和7年12月19日付けで県知事指定特産工芸品に指定します。

 今回の指定に伴い、県知事指定特産工芸品は合計38品目となります。

 また、12月18日に知事による発表会を開催し、「久留米綿入はんてん」の歴史や特徴的な作業工程について説明を行います。

発表会

1 日時

  令和7年12月18日(木) 10時40分~11時10分

2 場所

  福岡県庁8階 特別会議室

3 出席者

(1)筑後染織協同組合

   理事長  光延 伸二  (株式会社ミツノブ)​

        吉開 ひとみ (宮田織物株式会社)

        光延 俊郎  (有限会社光延織物)

   事務局長 中尾 英明  

(2)福岡県議会(地元選出議員)

   議長 藏内 勇夫

   議員 原口 剣生

   議員 秋田 章二

   議員 江口 善明

   議員 新井 富美子

   議員 井上 寛

4 次第

  (1)知事発表

  (2)筑後染織協同組合 光延理事長挨拶

  (3)地元選出議員代表 藏内議長挨拶

  (4)筑後染織協同組合による久留米綿入はんてんの紹介

  (5)質疑応答

  (6)記念撮影

久留米綿入はんてん(くるめわたいれはんてん)

 久留米綿入はんてんは、表地と裏地の間に綿を入れたもので、木綿わた独特の保温性を持つ衣服です。デザインに沿って裁断・縫製された布地に対し、二人一組が左右から同時に作業し、生地と生地の間にむらなく綿を入れる「綿入れ」や、中綿が偏らないよう、手作業で要所を縫い付ける「とじり」の工程が特徴です。

 江戸時代から、庶民の防寒着として用いられ、1947年から、筑後地域の織元において本格的な生産が始まりました。

 現在では、筑後染織協同組合に属する6事業者によって、久留米綿入はんてんの製造が行われています。

久留米綿入はんてんの画像(赤)

(写真:久留米綿入はんてん​)