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学生が久留米絣の織元への就職を目指して筑後市を訪問します!
○ 伝統的工芸品産地においては後継者が不足しており、産地を支える後継者の確保が課題となっています。
○ このため、県では、令和3年度から、全国のものづくり系の学校に通う伝統工芸に高い関心を持つ学生等を対象として、伝統的工芸品産地での後継者確保インターンシップツアーを実施しており、久留米絣産地では昨年11月に行いました。
○ 今回は、前回のインターンシップツアーに参加した5名のうち、筑後市への移住を検討している学生1名が、再度、筑後市を訪問し、製作体験に加え、実際の移住に向けて居住可能な住居の内見や筑後市内を散策して生活環境の確認を行います。
※これまでに小石原焼産地で実施したインターンシップでは、3名の方が窯元に就職し、東峰村に移住しています。
1 筑後市への訪問について
(1)日程
令和6年3月7日(木)~3月8日(金)(1泊2日)
(2)主な実施場所
池田絣工房(福岡県筑後市久富1840)
(3)参加者
前回参加した5名のうち、織元への就職を目指し、筑後市への移住を検討している学生(1名)
(4)訪問の内容
移住に係る暮らしの体験、仕事体験、受入織元との面談等
(※詳細については別紙1を参照。)
別紙1:久留米絣インターンシップ スケジュール [PDFファイル/58KB]
2 久留米絣について
福岡県筑後地方で生産されてきた綿織物。染めた綿糸を織ることで生まれる独特なかすれ模様が久留米絣の大きな特徴。着心地がよく、夏は涼しく冬は暖かい機能性の高さが人気で、伝統的な幾何学模様や藍染めだけでなく、ライフスタイルに合わせたモダンな柄やポップな色合いの製品も多く作られている。
3 池田絣工房について
大正8年創業で、約100年以上の歴史を持つ久留米絣の織元。天然藍で先染めした糸を手織りし、反物を製作するとともに、服や雑貨の製造も行っている。伝統を継承しながらも、久留米絣の可能性を広げるため、常に変化し、時代に合わせたものづくりを行っている。
4 取材について
取材をご希望の場合は、別紙2「取材申請書」にて3月6日(水)正午までにお申し込みください。