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学生等が窯元の後継者を目指し就業体験!第3弾:小石原焼・高取焼の後継者確保インターンシップツアーを実施します
伝統的工芸品産地においては後継者が不足しており、産地を支える後継者の確保が課題となっています。
そこで県では、令和3年度から、全国のものづくり系の学校に通う伝統工芸に高い関心を持つ学生等を対象として、伝統的工芸品産地での後継者確保インターンシップツアーを実施しています。
今年度第3回目となる今回は、12月4日~12月6日に小石原焼・高取焼の窯元でツアーを実施します。
インターンシップでは、産地での製作体験、生活体験、生産者との交流を通して、産地をより深く知ってもらうとともに、学生と受入窯元のマッチングを行うことで後継者になり得る若者の発掘を行います。
※これまでに小石原焼産地で実施したインターンシップでは、複数の方が窯元に就職し、東峰村に移住しています。
1 インターンシップツアーについて
(1)日程
令和5年12月4日(月曜日)~12月6日(水曜日)(2泊3日)
(2)主な実施場所
辰巳窯(福岡県朝倉郡東峰村大字小石原1354−2)
(3)参加者・参加人数
全国のものづくり系の学校に通う学生等・6名
(4)インターンシップツアーの内容
仕事体験、先輩移住者や東峰村役場職員との座談会、他窯元の見学等
(※詳細については以下スケジュールをご参照ください。)
別紙1_小石原焼・高取焼インターンシップツアースケジュール [PDFファイル/28KB]
昨年度の様子
2 小石原焼・高取焼について
(1)小石原焼
生活雑器としての道を歩みながら、用と美を確立した小石原焼。素朴で温かい持味を出す、飛び鉋、刷毛目、櫛目、指描、流し掛け、打掛けなどの技法が生きている。
(2)高取焼
精密な工程、華麗な釉薬、繊細な生地味が特徴。特に、鉄・藁灰・木灰・長石を原料とし、微妙な調合で作られた釉薬を駆使して焼成される茶陶類は気品に満ちあふれている。
3 辰巳窯について
小石原地域で採れる素材にこだわった陶土や釉薬で、コーヒードリッパーをはじめとする日々の食器、花器などの他にオーダーメイドの品も作陶し、薪窯で焼き上げている。土の素朴な風合いを生かした様々なうつわは、多くのファンを魅了している。
辰巳窯の小石原焼
4 取材について
取材をご希望の場合は、別紙2「取材申請書」にて12月1日(金曜日)正午までにお申し込みください。
※取材時間は、12月4日(月曜日)の14時~15時の仕事体験の時間に限定させていただきます。