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令和6年度軽油引取税に係る全国一斉路上抜取調査の実施結果について
発表日:2024年10月16日 15時00分
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担当課:
総務部税務課間税係
直通:
092-643-3065
内線:
2290
担当者:
吉田、花田
トラック等のディーゼル車の燃料である軽油には、軽油引取税(32.1円/リットル)が課税されていますが、課税対象外である重油や灯油は比較的安価なことから、軽油に重油等を混ぜて製造された「不正軽油」が廉価の燃料として、一部の自動車保有者で使用されている状況です。
不正軽油は、軽油引取税の脱税を目的として製造・販売されるもので、公正な市場競争を阻害するだけでなく、大気汚染を引き起こすなど環境汚染の原因にもなっています。
この不正軽油を一掃するため、地方税共同機構軽油引取税部会の具体的な取組として、全国47都道府県が連携し、主要幹線道路等で一斉に路上抜取調査を実施しました。
本県においては、下記の4か所で実施しました。
記
1 調査実施日
令和6年10月16日 水曜日
2 調査内容
(1)調査目的
不正軽油を発見し、その流通を阻止することにより軽油引取税の課税の適正化を図ります。
(2)実施方法
県警と連携し、路上走行中のトラック等のディーゼル車を停止させ、燃料タンクから軽油を採取し、定性分析検査(簡易検査)を実施するとともに、運転手からの聴取調査を実施しました。
(3)実施結果
福岡県における実施箇所数 県内4カ所
従事職員数 職員26人、 警察10人
採油本数 | 混和嫌疑本数 |
56本 |
1本 |
・不正軽油の疑いがあるものについては、精密分析検査及び自動車保有者や燃料の仕入先に対してさらに調査を行い、重油等の混入の事実が判明すれば課税処分を行います。
・精密分析検査には、2~3週間程度要します。