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-デジタル化業務で高い工賃を実現!-複数の障がい者施設で共同作業する「福岡モデル」の新拠点を北九州市に開所~8月26日(土曜日)に開所式を行います~
○ 県では、(公財)日本財団と連携※1し、昨年6月、「NPOセルプセンター福岡」(県内の障がい者施設で組織)と協力して、障がいのある方のための「就労支援の場」を県内2か所※2に設置し、国立国会図書館の蔵書約12,784冊をデジタル化する業務を受託※3しました。業務に従事した方の中には、工賃が10万円超(県内平均工賃※4の約7倍)となった方もいらっしゃるなど、高い工賃を実現することができました。
○ 本県の「就労支援の場」は、全国で唯一、複数の障がい者施設の皆様や働きづらさを抱えた方が共同で作業を行う「福岡モデル」として、デジタル化業務に取り組んでいます。
〇 この度、より多くの障がいのある方がデジタル化事業に従事できるようにするため、国立国会図書館蔵書に加え、県公文書等のデジタル化事業も担うことのできる新たな「就労支援の場」を北九州市に開所します。
○ 令和5年8月26日(土曜日)に開所式を開催し、知事が出席しますのでお知らせします。
※1 「働く障がいのある人への支援のための連携協定」(令和3年7月)
※2 福岡県障がい者就労支援ホームあけぼの園(大野城市)
障害者就労・自立支援センターたんぽぽ(大牟田市)
※3 全国8拠点で実施
【連携協定締結による拠点】 4ヵ所(福岡県2ヵ所、宮城県2ヵ所)
【全国のコロニーの拠点】山形県コロニー協会、東京コロニー、福岡コロニー、熊本県コロニー協会
※4 令和3年度福岡県平均工賃(就労継続支援B型事業所):14,691円
1 「就労支援の場」開所式について
(1)日時
令和5年8月26日(土曜日)
- 式典:10時から10時25分まで
- 施設見学:10時25分から10時45分まで
※デジタル化作業の流れに沿って、施設設備と実際の作業の様子をご見学いただく予定です。
※撮影のタイミングは、当日お知らせします。
※質問等は、施設見学後、障がい福祉課が取材に応じます。
(2)場所
インクルとばた(北九州市戸畑区沖台2-4-8)
(3)式典次第
【式典】
(1)開式の辞
(2)式辞(福岡県知事 服部 誠太郎(はっとり せいたろう))
(3)来賓祝辞(福岡県議会議長 香原 勝司(こうはら かつじ))
(4)市長挨拶(北九州市長 武内 和久(たけうち かずひさ))
(5)(公財)日本財団理事長挨拶(日本財団理事長 尾形 武寿(おがた たけじゅ))
(6)来賓紹介
(7)テープカット
- 福岡県知事 服部 誠太郎(はっとり せいたろう)
- 福岡県議会議長 香原 勝司(こうはら かつじ)
- 福岡県議会厚生労働環境委員会委員長 新井 富美子(あらい ふみこ)
- 福岡県議会議員 川端 耕一(かわばた こういち)
- 北九州市長 武内 和久(たけうち かずひさ)
- 北九州市議会議長 鷹木 研一郎(たかき けんいちろう)
- (公財)日本財団理事長 尾形 武寿(おがた たけじゅ)
(8)閉式の辞
(4)主催等
- 主催:福岡県
- 共催:特定非営利活動法人セルプセンター福岡
(5)取材について
取材を御希望の場合は、別紙取材申込書にて8月24日(木曜日)12時までにお申し込みください。
2 「就労支援の場」について(事業スキームは別紙のとおり)
(1)開設場所
- 事業所名:インクルとばた
- 法人名:社会福祉法人北九州市手をつなぐ育成会
- 所在地:北九州市戸畑区沖台2-4-8
(2)開設日
令和5年8月26日(土曜日)
(3)作業内容
書籍の収受、書籍の事前調査、スキャニング、画像検査、書籍情報のデータ入力等、デジタル化にかかる各種作業