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学生が織元の後継者を目指し就業体験!久留米絣の後継者確保インターンシップツアーを実施します
伝統的工芸品産地においては後継者が不足しており、産地を支える後継者の確保が課題となっています。
そこで県では、令和3年度から、全国のものづくり系の学校に通う伝統工芸に高い関心を持つ学生等を対象として、伝統的工芸品産地での後継者確保インターンシップツアーを実施しています。
小石原焼・高取焼に続き、今回は久留米絣の産地で開催し、12月10日~12日の3日間、久留米絣の織元でツアーを実施します。
インターンシップでは、産地での製作体験、生活体験、生産者との交流を通して、産地をより深く知ってもらうとともに、学生と受入織元のマッチングを行うことで後継者になり得る若者の発掘を行います。
1 インターンシップツアーについて
(1)日程
令和6年12月10日(火)~12月12日(木)
(2)主な実施場所
丸亀絣織物(福岡県八女郡広川町大字日吉341)
(3)参加者・参加人数
全国のものづくり系の学校に通う学生等・6名
(4)インターンシップツアーの内容
仕事体験、事業者と就職に向けた個別面談、他織元の見学等
(※詳細については以下スケジュールをご参照ください。)
久留米絣インターンシップツアー スケジュール [PDFファイル/69KB]
(写真)昨年度の様子
2 久留米絣について
福岡県筑後地方で生産されてきた綿織物。
染めた綿糸を織ることで生まれる独特なかすれ模様が久留米絣の大きな特徴。着心地がよく、夏は涼しく冬は暖かい機能性の高さが人気で、伝統的な幾何学模様や藍染めだけでなく、ライフスタイルに合わせたモダンな柄やポップな色合いの製品も多く作られている。
3 受入事業者(丸亀絣織物)について
明治元年創業、約150年久留米絣を作り続ける織元。糸染めから織り、製品の制作、販売まで一貫して手掛け、時代に合わせた色や柄で、日常に寄り添うオリジナル商品を作っている。久留米絣の魅力をたくさんの人に広めたいという想いで、東京に2店舗、福岡に1店舗を展開。
(写真)丸亀絣織物の製造風景
4 報道機関の皆さまへ
取材をご希望の場合は、別紙2「取材申請書」にて12月6日(金)正午までにお申し込みください。
※取材時間は、1日目の14時~15時の仕事体験の時間に限定させていただきます。