ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 記者発表資料 > いじめによる重大事態に関する再調査報告書手交式及び記者会見を開催します

本文

いじめによる重大事態に関する再調査報告書手交式及び記者会見を開催します

発表日:2025年2月17日 11時00分 印刷
担当課:
人づくり・県民生活部私学振興・青少年育成局青少年政策課
直通:
092-643-3134
内線:
2872
担当者:
國武、古賀

 令和3年4月に私立高等学校で発生した事案について、2月19日に再調査委員会から服部知事に対する再調査報告書手交式及び再調査報告書に係る記者会見を開催します。

1 事案の概要

 令和3年4月、私立高校の部活動内において、ある生徒を避けているように見えた生徒Aの気持ちを聞くため、同じ部活動の複数人の生徒が場を設定し、話し合いを行った。この話し合い後、生徒Aは不登校となった。

 学校は、第三者委員会を設置し、調査を実施。第三者委員会は、令和3年10月、上記の行為は、1人に詰め寄るという事実は確認できない等の理由から、いじめに該当しないと結論づけた。

 令和4年11月、生徒A及びその保護者は、第三者委員会の調査は当事者の事情聴取を行わないまま結論づけていること等を理由に、県への再調査を要求

 令和5年11月、再調査委員会は、「(1)調査報告書に記載すべき事実が抜けている可能性があること、(2)学校の再発防止策が十分に検討されていないこと、(3)生徒A及び保護者の主張の一部に合理性があると認められること」から、県に対し、「再調査を行う必要がある」旨を答申

 令和5年11月、県は、再調査委員会から「再調査を行う必要がある」旨の答申を受け、県による再調査を実施することを決定した。​

2 事案の経緯

令和3年 4月 当該学校において事案発生
  〃 年 9月 学校が第三者委員会を設置し、第三者委員会が調査を開始
  〃 年10月 第三者委員会が「いじめには該当しない」と結論
  〃 年12月 学校が保護者に第三者委員会の調査報告書を送付
令和4年11月 保護者が県に「再調査を求める意見書」を提出
令和5年 8月 学校が県に「重大事態調査報告書」を提出
  〃 年 8月 県は再調査委員会に再調査の必要性を諮問
  〃 年11月 再調査委員会から県へ「再調査を行う必要がある」旨の答申
  〃 年11月 県は再調査委員会に再調査の実施を諮問

3 報告書手交式

(1) 日 時 令和7年2月19日(水曜日)9時30分~9時40分
(2) 場 所 特別会議室
(3) 手交者 福岡県いじめによる重大事態再調査員会
         伊藤 巧示(いとう こうじ)委員長(弁護士)

4 報告書に係る記者会見

(1) 日 時 令和7年2月19日(水曜日)14時00分~15時00分
(2) 場 所 記者会見室(8階)
(3) 説明者 上記手交者と同じ​

5 福岡県いじめによる重大事態再調査委員会委員名簿

                                       ​(委員は五十音順)

区  分 氏   名 所  属  ・  職  名
委員長   () (とう) (こう) () 福岡県弁護士会・弁護士
委  員   慶田城(けだしろ) (あん) () スクールカウンセラー・臨床心理士
委  員   (さか) (もと) () () スクールソーシャルワーカー・社会福祉士
委  員   (ひら) () (やす) (ひこ) 福岡県医師会副会長・医師
委  員   (やま) () (よう) (へい) 福岡教育大学大学院・准教授