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全国初!中古EVリース事業キックオフ記者発表会を開催します!~EVバッテリー・レアメタル資源の海外流出を抑制~
県では、昨年7月に官民連携組織「GBNet福岡(グリーンEVバッテリーネットワーク福岡)」を設立し、全国に先駆けてEVバッテリーの資源循環システム「福岡モデル」の構築に取り組んでいます。
EVバッテリーの資源循環に当たっては、国内で安定してバッテリーを回収する必要がありますが、現状、中古EVの多くが海外へ輸出されています。また、バッテリーにはリチウムなどのレアメタルが含まれており、中古EVが輸出されることでレアメタルの国外流出につながり、国益が大きく損なわれています。
こうした課題の解決に向けて、国内での中古EVの利用を推進するため、自治体としては全国で初となる「中古EVリース事業」を開始します。
この度、リース利用希望者の募集開始等について、以下のとおり記者発表会を行います。
1 日時
令和7年8月20日(水) 13時45分~14時00分
※終了後、引き続き同会場にてGBNet福岡ネットワーク会議を開催
2 場所
ホテル日航福岡 3階「都久志の間」
(福岡市博多区博多駅前2-18-25)
3 登壇者
福岡県知事 服部 誠太郎
株式会社新出光 代表取締役社長兼グループCEO 出光 泰典
4 次第
(1)知事挨拶
(2)出光社長挨拶
(3)フォトセッション
5 中古EVリース事業の概要
(1) 事業スキーム
(2) 事業の特徴
・バッテリー診断や保証の付帯により、バッテリー性能への不安を払拭
・ 車両に係る初期費用、ランニングコストが抑えられ、多くの方にEVを体験いただく機会を提供
・ リース終了後にバッテリーを確実に回収し、リユース・リサイクル工程で有効活用
【リース事業詳細】
対象者:福岡県内に在住の個人又は県内に事業所(本社又は支店等)を有している法人
車 両:初年度登録から5~7年経過したEV(日産リーフ等)
期 間:リース期間は3年間
費 用:月々のリース料は約25,000円~35,000円(税抜)
診 断:リース開始前及びリース期間中にバッテリー診断を実施
保 証:リース期間中、バッテリーのメーカー保証又は外部保証を付帯
台 数:30台(令和7年度にリース開始分)
募集期間:令和7年8月20日(水)~ ※リース契約が30台に達した時点で募集終了
効果検証:利用者にアンケート・ヒアリング調査を実施し、満足度や課題を確認
【参考】福岡モデル(使用済EVバッテリー資源循環モデル)
EVの普及に伴う課題(レアメタルの調達・EVバッテリーの資源循環)に対応するため、全国初となるEVバッテリーの資源循環モデルを構築する。