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国際線の旅客便がダイバートした場合の旅客の利便性のための手配について

発表日:2024年6月26日 11時00分 印刷
担当課:
空港政策課
直通:
092-643-3215
内線:
2681、2682
担当者:
池田、中嶋

 福岡空港に着陸予定の国際旅客便が北九州空港へのダイバート後に、昨年9月は出発地へ引き返し、また今年5月には他空港へ向かう事案が発生しました。

 2件の事案では、北九州空港において燃料給油等グランドハンドリング※1に係る体制が、航空会社により予め整えられていなかったことから、空港着陸後の燃料給油等に長時間を要し、福岡空港への再着陸ができなくなり、乗客に負担が生じたと承知しています。

 これらの事案を受け、県は「福岡空港航空会社連合会(AOC FUK)※2」の会員に対し、国際線の旅客便が北九州空港へダイバートした場合の旅客の利便性のため、燃料給油等グランドハンドリングに係る体制を予め整備するよう依頼しました。

※1…グランドハンドリング
航空機が空港に到着してから出発するまでの地上支援作業の総称。航空機の誘導や客室の整備、旅客の案内、手荷物・貨物の搭降載、燃料の給油等。

※2…福岡空港航空会社連合会
(英文名:Airline Operators’ Committee, Fukuoka Airport 略称:AOC FUK)
福岡空港において定期航空運送を営む航空会社が会員となり、運航業務や必要な施設等の問題を討議し、航空運送運営の発展に寄与することを目的としている。

 

1 依頼日

令和6年6月25日(火)

「AOC FUK総会・運営委員会」の開催前に依頼

 

2 依頼先

AOC FUK会員航空会社

 

3 依頼内容

航空各社が福岡空港から北九州空港へのダイバートを検討する際における、CIQ※3の各官署への連絡・相談に加え、燃料給油等グランドハンドリングに係る体制の予めの整備

※3…CIQ
税関(Customs)、出入国管理(Immigration)、検疫(Quarantine)の略。