本文
九州初!福岡県よりそい弁護士制度を開始します!
~「息の長い」支援により、再犯を防止し、円滑な社会復帰を促します~
〇 令和4年に福岡県警で検挙された人に占める再犯者の割合は45.7%です。 〇 再犯の背景は安定した仕事や住居がない、身寄りがないなど様々ですが、犯罪をした人たちが地域社会の中で孤立することなく、自立した社会の構成員として安定した生活を送るためには、刑事司法手続を離れた後も続く「息の長い」支援が必要です。 〇 このため、矯正施設在所(院)中の方、出所した方や起訴猶予になった方などを対象とし、刑事事件の担当弁護士や矯正施設からの求めに応じて、弁護士が住居や就労などの各種行政サービスの利用支援や、債務整理など法的な問題が生じた場合の関係各機関への繋ぎなどを行う「福岡県よりそい弁護士制度」を開始します。 |
概要
1 実施主体
福岡県(福岡県弁護士会に委託)
2 対象者
(1)起訴猶予、執行猶予になった者で、福岡県内に居住している者又は居住予定がある者
(2)福岡矯正管区内の矯正施設(刑事施設、少年院及び少年鑑別所)を在所(院)中の者又は出所(院)した者で、福岡県内に居住している者又は居住予定がある者
3 主な支援内容
(1)対象者・支援者への面会等を通じた社会復帰に向けた支援に関する聞き取り
(2)居住手続き等の各種手続きの同行及び代行
(3)就労窓口、保健福祉関係機関等の社会資源への繋ぎ、繋ぎ後のフォローアップ等の活動
(4)法的な問題が生じた場合に、関係各機関への繋ぎ
4 問い合わせ先
<制度に関すること>
福岡県福祉労働部 福祉総務課(担当:後藤、池部)
内線:3220、3221 直通:092-643-3243
<具体的支援に関すること>
福岡県弁護士会 092-741-6416
※対象者本人からの直接の支援要請を受け付けるものではありません。