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アメリカ合衆国ボストンのCIC本部でピッチイベント 「Fukuoka Innovation Spotlight 2024」 を開催しました
昨年度に引き続き、10月21日(月)~26日(土)の日程で、県内バイオベンチャー5社らとともに世界最大のバイオ産業拠点であるアメリカ合衆国・ボストンを訪問しています。 10月24日(木)には、ボストンに本部を構えるCIC※1で、現地の製薬企業やベンチャーキャピタル(VC)等を対象としたピッチイベント「Fukuoka Innovation Spotlight 2024」を開催しました。 県内のバイオベンチャー5社によるプレゼン後は、来場した約130名もの方々との交流会を開催。投資や協業など具体的なビジネスにつながるネットワーキングが行われました。 参加したバイオベンチャーからは、「自分たちの技術がどう受け止められるか知ることができた」「個社では会うことが難しい会社と会うことができ、具体的な商談に繋がった」、現地参加者からは「もっと詳しく話を聞きたい」「日本の素晴らしい技術を知ることができて非常に興味深い」などの声が寄せられました。 来年春、CICは、アジアで2か所目となる拠点「CIC Fukuoka」を福岡県内※2に開設予定です。今回の開催により、一層深まった本県とボストン、そしてCICとの連携のもと、企業のイノベーションを生み出すグローバルなスタートアップエコシステムの形成を目指していきます。 |
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(※1)ケンブリッジイノベーションセンターのこと。世界的なスタートアップ支援機関であり、1999年創設以来、入居した企業は1万社以上、入居企業(グループ企業含む)がベンチャーキャピタル等から調達した資金は約2.5兆円にのぼる。
(※2)ワン・フクオカ・ビルディング(福岡県福岡市中央区天神一丁目11番1号)7階
1 日程
令和6年10月24日(木) 18時00分~20時00分(現地時間)
2 会場
CIC 本部(1 Broadway, Cambridge, MA 02142)
3 来場者
製薬企業、ベンチャーキャピタル、金融機関、MIT・ハーバード等大学関係者など 約130名
4 登壇者及び事業内容
会社名 |
登壇者 |
事業内容 |
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(株)Walkable Future (久留米市) |
事業開発規制 対応部 室長 鈴木 聡 |
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下肢閉塞性動脈疾患に対する血管新生治療薬の開発 |
KAICO(株) (福岡市) |
代表取締役 大和 建太 |
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蚕で作ったタンパク質抗原を用いた経口ワクチン(人・動物用)の開発 |
(株)CUBICStars (久留米市) |
執行役員COO 大槻 洋司 |
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AIドリブンの最先端の空間解析技術を活用し、製薬会社の創薬研究を加速する非臨床研究サービス(薬物動態・薬効薬理試験)を提供 |
ハインツテック(株) (北九州市) |
代表取締役社長 青木 睦子 |
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ゲノム編集や再生医療のための細胞加工の新手法を、半導体微細加工の技術を使って開発 |
(株)フェリクス (久留米市) |
代表取締役 國信 健一郎 |
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酸化脂質を標的とした未熟児網膜症の新規治療薬の臨床開発 |
▲マサチューセッツ州政府訪問時の様子
▲ピッチイベント会場集合写真
▲(株)Walkable Future 鈴木 聡 氏
▲KAICO(株) 大和 建太 氏
▲(株)CUBICStars 大槻 洋司 氏
▲ハインツテック(株) 青木 睦子 氏
▲(株)フェリクス 國信 健一郎 氏
▲ピッチイベント会場の様子
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報道機関向けに写真データを提供できます。写真を希望の場合は県民情報広報課報道係(092-643-3101)までお問い合わせください。
5 ボストン訪問団日程
日 程 |
内 容 |
10月21日(月) |
福岡発(羽田経由) ボストン着 |
10月22日(火) |
○BioLabs訪問 ○在ボストン日本国総領事館訪問 ○Ginkgo Bioworks訪問 ○MassBio訪問 |
10月23日(水) |
○Co.Lab訪問 ○現地VCとのランチミーティング ○Harvard Innovation Labs訪問 |
10月24日(木) |
○マサチューセッツ州政府訪問 ○現地VCとのランチミーティング ○CIC本部における現地製薬企業やVCとの個別マッチング ○CIC本部におけるピッチイベント 「Fukuoka Innovation Spotlight 2024」 |
10月25日(金) |
ボストン発(羽田経由) |
10月26日(土) |
福岡着 |