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養豚農場における豚熱ワクチン初回接種が終了しました~緩衝地帯の整備も今月中に完了予定~
令和5年9月19日から接種を開始した豚熱ワクチンについて、県内養豚農場で飼養されている豚・イノシシ約6万頭への初回接種が10月5日に終了しました。
登録飼養衛生管理者が接種に加わり、約半月の期間で終了しました。
併せて、県内の養豚農場周辺において、イノシシの出没抑制に効果が高い「緩衝地帯」を整備しており、今月末までに全農場の整備が完了予定です。
<豚熱ワクチン初回接種の概要>
・接種頭数
約6万頭(42農場)
・接種人員
延べ270名
家畜防疫員:210名
登録飼養衛生管理者:60名
※今後、新しく生まれてくる子豚や母豚への追加接種などの定期的なワクチン接種を継続します。
※今回実施した初回の一斉接種のみ、ワクチン接種手数料が免除となります。
※豚熱は豚・イノシシの感染症であり、人には感染しません。また、今回使用する豚熱ワクチンを接種した豚の肉を食べても、人の健康には影響ありません。
<緩衝地帯の整備>
・対象農場
県内42農場のうち森林に接する20農場
・整備内容
イノシシが身を隠すことができないよう、雑草木の伐採により緩衝地帯を整備
・整備状況
6農場が完了し、残り14農場は今月末までに完了予定
【報道機関各社へのお願い】
・現場での取材は、本病のまん延を引き起こす恐れがあること、また農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むようご協力をお願いします。
・今後とも、本件に関する情報提供に努めていきますので、生産者等の関係者が根拠のない噂などにより混乱することのないよう、ご協力をお願いします。