本文
野生鳥獣の出没情報を地図上に見える化! 先手を打って被害を防ぐ!~「福岡県鳥獣被害対策システム」の運用をスタート!~
野生鳥獣による農林水産物への被害や、住宅地での人的被害を防ぐため、イノシシやサルなど野生鳥獣の出没情報を見える化する「福岡県鳥獣被害対策システム」の運用を本日1月14日から、全国に先駆けてスタートします。
県独自の本システムでは、これまで個別に把握されていた、目撃、捕獲等の情報を一元的に集約・蓄積し、オープンデータ化します。誰もが情報を確認し、有効な対策をとることが可能となります。
県、市町村、県民の皆さまが、本システムの動物の出没情報等を活用して、農林水産物の被害防止対策、子どもの見回り等を行い、先手を打って鳥獣被害を防止します。
1 福岡県鳥獣被害対策システムの概要
(1)目撃情報の投稿
・ 野生鳥獣の目撃情報(日時、場所、種類、頭数、大きさ、写真など)を、スマホから投稿できる。
・ 目撃情報以外に、農林水産物の被害や動物の痕跡を、写真と共に投稿できる。
・ 他にも、自由記述欄に特記事項を記載可能。(例:前足にケガがある)
(2)目撃情報を地図上で確認
・ 投稿アプリで登録された情報がリアルタイムで反映され、地図上のその場所に表示される。
・ 地図上に表示された一つ一つのポイントをクリックすると、投稿された情報を確認することができる。
福岡県鳥獣被害対策システム(デモ画面)
2 鳥獣被害対策システムの活用
(1)農林水産物被害の防止
・ 鳥獣被害防止対策の柱の一つである「捕獲」に関し、県が集約する5kmメッシュ単位の捕獲数などの統計情報をシステムに掲載。
・ 野生動物が生息する森林や河川などをわかりやすく示した地形図上に表示させることが可能。システムに集約・蓄積された情報は、効果的に捕獲できるポイントの絞り込みや、侵入防止柵の設置個所の見直しに活用。さらに効率的な対策の推進につなげる。
(2)人的被害の防止
・ システムの目撃情報等により、住宅地にサル等の出没が続くような状況があれば、SNSでの注意喚起や登下校時の子どもの見守りを行う。
・ 出没情報はスマホで誰もが簡単に確認可能。県民の皆さまにも自ら備えていただく。
・ さらに、出没した地点から今後の行動経路を予測できれば、動物の動きを先回りした地域への注意喚起にもつながる。
3 システムの利用方法等
・ 個人のスマホやパソコンから、目撃情報投稿アプリ、鳥獣被害対策システムにアクセスし
て利用可能。
- 利用に際し、個人情報の登録は不要。
- 利用料金は、無料。
4 システムへのアクセス
下記のQRコードから、該当ページへアクセスしてください。
(令和7年1月14日(火) 13時から運用スタート)
QRコード(左:目撃情報投稿アプリ 右:鳥獣被害対策システム)
鳥獣被害対策システムの詳細については、一般情報をクリックしてください。