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久留米市の野生いのししで豚熱の感染が確認されました

発表日:2025年8月19日 20時00分 印刷
担当課:
農林水産部畜産課
直通:
092-643-3498
内線:
3990
担当者:
中島、深水

 

 本日(8月19日)、久留米市において、野生いのししが豚熱に感染した事例が確認されました。
 このため、県では、豚熱の発生予防、まん延防止に必要な防疫対策を推進・強化することとしました。

1 経緯

  1. 8月12日(火曜日)
    久留米市の道路上で野生いのししの死体を確認した旨の通報。

  2. 8月18日(月曜日)
    中央家畜保健衛生所による豚熱ウイルスのPCR検査の結果、陽性を確認。

  3. 8月19日(火曜日)
    国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門による精密検査で豚熱野外株陽性を確認。

2 今後の対応

 県では、国と連携して、以下の発生予防及びまん延防止対策を推進・強化します。

  • 福岡県豚熱緊急防疫対策会議の開催
    日時 :令和7年8月20日 15時から
    場所 :福岡県吉塚合同庁舎Y603
    参加者:国、県関係機関、関係市町及び猟友会、畜産会など関係団体
    内容 :福岡県における野生いのししの豚熱感染事例の情報共有等

  • 豚熱ワクチンの適期接種、飼養衛生管理の再点検や早期通報の徹底
  • 野生いのししへの豚熱経口ワクチン散布

  • 野生いのししの捕獲及びサーベイランスの強化

3 その他

  • 豚熱は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。

  • 現地での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから、厳に慎むようご協力をお願いします。

  • 今後とも、迅速で正確な情報共有に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。

報道機関の皆様へ

 20日開催の福岡県豚熱緊急防疫対策会議は冒頭のみ傍聴及び撮影が可能です。

 会議終了後、吉塚合同庁舎Y603で畜産課が取材をお受けします。

久留米市の野生いのししで豚熱の感染が確認されました [PDFファイル/104KB]