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日田彦山線BRTひこぼしラインFCバスに、大分県産のグリーン水素の供給が決まりました
○福岡県では、令和4年12月にCommercial Japan Partnership Technologies株式会社(CJPT)と「FCモビリティ普及に関する連携協定」を締結し、水素利用の拡大に向けた取り組みを推進しています。
〇その一環として、地域交通への水素を活用したFCモビリティ導入の実現に向け、福岡県、CJPT、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)の3者で、日田彦山線BRTひこぼしラインにおける、燃料電池バス(FCバス)の実証運転を令和5年11月から開始したところです。
〇このたび、株式会社大林組が大分県玖珠郡九重町において、地熱発電およびその発電電力を利用して製造実証を行っているグリーン水素が、BRTひこぼしラインFCバスの燃料として提供されることになりましたのでお知らせします。
○今回のグリーン水素供給により、地域公共交通の更なる脱炭素化推進が期待されます。
<グリーン水素供給の概要>
(1)供給日:令和5年12月14日(木)(供給後最初の運行は12月17日(日))
※水素ステーションの安全確保のため、当日現地取材はできませんが、株式会社大林組による水素製造・充填の映像、燃料電池バスの実証運転の映像が提供可能です。希望される報道機関は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
※提供されるグリーン水素は改めて第三者機関で品質確認を行ったうえで供給予定。
※次回以降の供給は未定です。
(2)供給先水素ステーション:日本エア・リキード合同会社 福岡宮田水素ステーション(福岡県宮若市上有木1番地)
(3)水素ステーションへの供給量:約25kg(FCバス走行距離約1,000km分)
(4)事業主体:大分県エネルギー産業企業会
※大分県エネルギー産業企業会が江藤産業株式会社(大分県大分市)に委託して実施。
(5)水素製造実証事業者:株式会社大林組(東京都港区港南2-15-2)
(6)水素供給運搬事業者:江藤産業株式会社(大分県大分市乙津町1番18号)
参考1 BRTひこぼしラインFCバス実証運転について [PDFファイル/183KB]