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パケ駐日欧州連合(EU)大使が「福岡バイオコミュニティ」を視察します!
〇福岡県では、平成13年から久留米市と連携し、バイオ関連企業・研究機関等バイオ産業の集積・発展に向けた取り組みを実施しており、「バイオエコシステム」の形成に向け、研究開発、ベンチャー育成、事業化、販路開拓、人材育成まで一貫した支援を行っています。
〇令和3年には、西日本で唯一、国の「地域バイオコミュニティ」第1号に認定され、近年、大手製薬企業とのライセンス契約、株式上場、ベンチャーキャピタルからの資金調達等に成功するバイオベンチャーが次々に生まれるなど、着実な成果を上げております。
〇6月14日に、駐日欧州連合(EU)代表部のジャン=エリック・パケ特命全権大使が、「福岡バイオコミュニティ」における本県のバイオ分野の取り組みを視察しますので、お知らせします。
1 日 時
令和6年6月14日(金)9時30分~11時00分
2 場 所
(株)久留米リサーチ・パーク(福岡県久留米市百年公園1-1)
福岡バイオイノベーションセンター 1階 オープンスペース「かたるん」
3 視察者
ジャン=エリック・パケ 駐日欧州連合(EU)特命全権大使
カトリーヌ・ティロー 大使夫人
マヌエル・フベー 同代表部公使参事官 兼 日欧産業協力センター専務理事
他 3名 計6名
4 内 容
(1)あいさつ
(2)福岡バイオコミュニティの取組紹介
(3)EUの取組紹介
(4)意見交換
(5)施設見学(福岡バイオイノベーションセンター内)
(6)記念撮影
5 その他
取材をご希望の場合は、6月13日(木)正午までに新産業振興課バイオ班
(TEL:092-643-3543)にご連絡ください。
取材は「4 内容(1)あいさつ」のみとさせていただきます。視察終了後に担当課が取材に
対応しますので、福岡バイオイノベーションセンター前にお集まりください。
6 参考
〇ジャン=エリック・パケ 駐日欧州連合特命全権大使
2022 年秋より駐日欧州連合(EU)大使を務める。パケ大使はこれまで欧州委員会でさまざまな役職を歴任し、多様な分野で EU の政策形成に貢献してきた。2018 年~2022 年まで研究・イノベーション総局長として、「欧州イノベーション会議」の創設に関わり、主要な環境・社会・経済上の課題の解決を目指す複数の「EU ミッション」の立ち上げなど、研究・イノベーション分野における組織を挙げた取り組みを推進した。欧州近隣政策・拡大交渉総局西バルカン局長や駐モーリタニア EU 大使(2004年~2007 年)を務め、豊富な国際経験を積む。2015 年~2018 年まで、欧州委員会の副事務総長(より良い規制・政策調整担当)として、「欧州グリーンディール」に関する全ての政策分野を担当した。欧州横断運輸ネットワーク(TEN-T)政策の立案を主導し、欧州の輸送インフラ政策や投資戦略、単一欧州鉄道領域および内陸水路・港湾政策も担当した。業務においては、常に共創と組織的な変革を意思決定プロセスの中心に据え、また公共政策の課題設定に一般市民がより関与すべきだとの信念を持つ。(駐日EU代表部ホームページより)
○福岡バイオコミュニティ推進会議
・県と久留米市の連携のもと、平成13年度に設立した産学官で構成する「福岡県バイオ産業拠点推進
会議(事務局:(株)久留米リサーチ・パーク)」を核に、久留米地域を中心としたバイオ関連企業等や
研究機関の集積を目指す取り組みを実施。
・令和4年7月、「福岡バイオコミュニティ推進会議」に改組し、福岡バイオコミュニティの形成に向けた
取り組みをスタート。
会員数:793会員(企業600社、行政47機関、大学等142人)(R6年3月31日現在)
事務局:(株)久留米リサーチ・パーク
・「次世代創薬」「再生医療」「バイオものづくり」「機能性食品」などの研究開発促進やベンチャー企業の
育成に取り組んでいる。
・ホームページ https://www.fbv.fukuoka.jp/