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県内企業が開発したブロックチェーン技術が流通過程を見える化した「福岡有明あさり」に採用
県では、これまで産学官が連携してIT産業の振興に取り組んでおり、その中で、データの改ざんが極めて困難かつ低コストでシステム運用ができる「ブロックチェーン」技術の普及や社会実装の促進に取り組んできました。
そして、県内企業(株)chaintopeと(株)電縁が共同で開発したブロックチェーン(※1)トレーサビリティ「Rensa(レンサ)」(※2)を「福岡有明あさり」に導入することとなりました。
今後も福岡県ではこのようなブロックチェーンの社会実装の支援を進めてまいります。
※1 複数のコンピューターの情報をインターネットを介して鎖のように繋ぎ合い、高い安全性を保ちながら、低コストでシステム運用できる技術のこと。
※2 「Rensa(レンサ)」の開発は(株)電縁と県内企業(株)chaintopeの共同開発。「Rensa(レンサ)」には(株)chaintopeが開発、提供しているブロックチェーン「Tapyrus(タピルス)」が使用されており、情報の信憑性、権限制御の確実性を高めている。
【福岡有明あさりのトレーサビリティについて】
「福岡有明あさり」の産地、加工、卸しの各工程を記録、小売店において産地・流通の証明書を掲示します。
また、消費者は手元に届くまでの履歴情報を、証明書に記載された二次元コードを介してウェブ上で参照できます。
■「Rensa(レンサ)」「Tapyrus(タピルス)」に関する問合せ先
株式会社chaintope https://www.chaintope.com/
担当:村上 TEL : 0948-26-3800 E-mail : info@chaintope.com