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「世界アルツハイマーデー」に合わせて認知症の普及啓発イベントを開催します!
9月21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせ、県では認知症について理解を深めていただくため、認知症当事者による講演会や認知症のシンボルカラーであるオレンジ色のライトアップイベントなどの各種イベントを開催します。
認知症は団塊の世代が75歳以上となる2025年(令和7年)には、高齢者の5人に1人が発症すると言われており、「誰も避けて通れない」ものになりつつあります。
認知症になった方が住み慣れた地域で「尊厳ある暮らし」をしていくには、周囲の方々の理解と適切なサポートが大切です。ぜひイベントにご参加いただき「自分が」「身近な人が」認知症になったときどうしたらよいか考えるきっかけにして下さい。
※認知症とは、アルツハイマー病や脳梗塞などの様々な病気が原因で、記憶障害(もの忘れ)や判断力の低下が起こり、日常生活に支障が生じている状態を言います。認知症と診断された方は、症状の進行に対する「不安」、今後の生活への「悩み」、出来なくなったことへの「焦り」といった様々な感情を抱えながら日々を過ごされています。このため、周囲の方々との関係が損なわれることがありますが、周囲の方々が認知症について理解を深め、適切にサポートを行うことで、不安や悩みを一人で抱え込むことなく、地域社会とのつながりを持ち続けていくことができます。
世界アルツハイマーデー啓発チラシ [PDFファイル/1.59MB]
1 認知症当事者による講演会
今年公開された映画「オレンジ・ランプ」のモデルとなった当事者の丹野智文氏とプロデューサーの山国秀幸氏を招き、「認知症になっても笑顔で生きる」をテーマに講演会を行います。
[期 日]:9月25日(月曜日)14時00分から16時00分
[場 所]:福岡県庁1階ロビー
[講演者]
:丹野 智文氏(映画「オレンジ・ランプ」のモデルとなった認知症当事者)
:山国 秀幸氏(映画「オレンジ・ランプ」プロデューサー)
[参加費]:無料
[申 込]:不要
※席には限りがあるため来場多数の場合は立見となることもあります。
認知症当事者による本人講演会チラシ [PDFファイル/725KB]
2 オレンジガーデニングプロジェクト
県庁ロビーをマリーゴールドやガーベラ等のオレンジ色の花(造花)で飾り付けます。また、認知症の症状や原因、周りの人ができるサポートについて学べるパネルを展示します。
[期日]:9月19日(火曜日)から9月25日(月曜日)(9時から17時)
(※初日は11時から、最終日は15時まで)
[場所]:福岡県庁1階ロビー
3 オレンジライトアップイベント
ライトアップを行う施設及び実施期間
(1) 福岡タワー(福岡市早良区百道浜2丁目3-26)9月21日のみ(日没から23時まで)
(2) 旧福岡県公会堂貴賓館(福岡市中央区西中洲6−29)9月21日から9月22日、9月24日から9月27日(日没から翌日明け方まで)
(3)クローバープラザ(春日市原町3丁目1-7)9月21日から9月27日(日没から21時まで)