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「AIを活用した外国人旅行者の旅行動向分析事業」を実施します!~AIとデータを活用し、福岡県の観光振興を推進~
本県インバウンド観光の玄関口である福岡空港国際線・博多駅の観光案内所は、多様な国籍・地域の旅行者から多岐にわたる問合せに対応し、県内広域への誘客・周遊促進、消費額の拡大、リピーター増加といった課題解決に寄与する重要な役割を担っています。
県では、今年度から新たに、両観光案内所の運営関係者と協力して、AIを活用した利用者データの収集・分析を行い、この結果を県内市町村等へ共有することにより、新たな商品開発や観光施策の立案などにつなげていきます。
事業概要
【事業概要】
1 実施時期 令和6年6月28日(金)~令和7年3月31日(月)
2 実施場所 ・福岡空港国際観光案内所
(設置主体:福岡国際空港株式会社)
・福岡市観光案内所(博多駅総合案内所)
(設置主体:九州旅客鉄道株式会社・福岡市)
3 事業内容
(1)AIを活用した観光案内所利用者のニーズや最新トレンドの把握・分析
1.AIを搭載した音声翻訳機の導入
両観光案内所における多言語対応力の強化により、観光案内の質や効率の向上を実現
し、収集データの量・質両面での充実を図るため、音声翻訳機を導入します。
・導入台数:各3台
・対応言語:日本語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)、広東語、タイ語、ベトナム語、英語、
インドネシア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、チェコ語
2.観光案内所利用者のニーズや最新トレンドの把握・分析
会話データ収集機器・AIカメラの設置により、効率的にデータを収集し、多様なニーズや最新トレンドの分析を行います。
<分析内容(想定)>
・ 使用言語、季節、時間帯別による傾向分析
・ 使用言語、季節、時間帯別による頻出キーワード・新たなトレンド分析
(2)県内市町村や観光案内所等へのデータ分析結果報告(3月頃予定)
★報道関係の皆さまへ
観光案内所への取材が可能ですので、事前に上記担当課までお問合せ下さい。