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学生が上野焼の窯元の後継者を目指して福智町を訪問します!

発表日:2024年2月13日 14時00分 印刷
担当課:
商工部観光局観光政策課
直通:
092-643-3454
内線:
3698、3699
担当者:
大渡、平嶋

○ 伝統的工芸品産地においては後継者が不足しており、産地を支える後継者の確保が課題となっています。

○ このため、県では、令和3年度から、全国のものづくり系の学校に通う伝統工芸に高い関心を持つ学生等を対象として、伝統的工芸品産地での後継者確保インターンシップツアーを実施しており、上野焼産地では昨年11月に行いました。

○ 今回は、前回のインターンシップツアーに参加した5名のうち、福智町への移住を検討している学生1名が、再度、福智町を訪問し、製作体験に加え、実際の移住に向けて居住可能な住居の内見や福智町内を散策して生活環境の確認を行います。

※これまでに小石原焼産地で実施したインターンシップでは、複数の方が窯元に就職し、東峰村に移住しています。

※今後、久留米絣産地、小石原焼産地でも実施予定。(別途プレスリリース予定)

1 福智町への訪問について

(1)日程

令和6年2月19日(月)~2月20日(火)(1泊2日)

(2)主な実施場所

(わたり)(がま)(福岡県田川郡福智町上野3065)

(3)参加者

前回参加した5名のうち、窯元の後継者になることを目指し、福智町への移住を検討している学生(1名)

(4)訪問の内容

移住に係る暮らしの体験、仕事体験、受入窯元との面談等

(※詳細については別紙1を参照。)

(別紙1)上野焼インターンシップツアースケジュール [PDFファイル/23KB]

2 上野焼について

江戸時代初期の茶人・小堀遠州が全国で作らせた茶道具の窯七ヶ所「遠州七窯」に数えられる茶陶の一つ。薄作りで軽いことと、多彩な釉薬を用いる点が特徴。窯の中で釉薬が溶けることで器に表情が生まれる窯変が素晴らしく、色彩豊かで独特な風合いが魅力。

3 渡窯について

上野焼の開祖の家系で400年以上にわたって続く窯元。「故きを温めて新しきを知る」の心で作陶を続けている。古典を土台としつつも新しいエッセンスを加えた器からは、伝統への深いまなざしと自然への畏敬が感じられる。変化を恐れず挑戦し続ける「こころ」を大事に、新しい挑戦を続けている。​

4 取材について

取材をご希望の場合は、別紙2「取材申請書」にて2月16日(金)正午までにお申し込みください。

(別紙2)取材申込書 [Wordファイル/33KB]